日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^
何かを始めるとき、
私はいつも、少しだけ時間をかけて決めてきました。
その「決める」という行為に、
どんな気持ちが含まれていたのか。
あれこれ可能性を見て、
自分の中で納得できるところまで整理してから、
ようやく「これにしよう」と決める。
その時間ごと、「決める」という行為。
軽いものではないな、と感じてきました。
あるとき、韓国語で「決める」にあたる言葉を見ていて、
その違いが、ふっと腑に落ちた瞬間がありました。
韓国語の「決める」にあたる言葉は、
気持ちに合わせて選ばれる言葉が少しずつ変わります。
基本的には、
정하다 や 결정하다 といった、
「決める」「決定する」
という言葉を思い浮かべることも多いのですが、
どこか、感情というより、
事実として決める、という印象で。
実際に使われている言葉を見ていくと、
もう少し細やかな違いが見えてきます。
たとえば、
「ちょっとやってみようかな」と、
軽く気持ちを固めるようなときは、
마음 먹다。
올해는 운동을 꾸준히 하기로 마음 먹었어요.
(今年は運動を続けると、心に決めました)
「よし、やる」と、
はっきりスイッチを入れるときは、
결심하다。
담배를 끊겠다고 결심했어요.
(タバコをやめると決心しました)
多少つらくても進むと決めて、
引き返さない前提で腹をくくるときは、
각오하다。
힘들어도 끝까지 하기로 각오했어요.
(つらくても最後までやると覚悟しました)
もう同じことを繰り返さないように、
これからを意識して自分に言い聞かせるときは、
다짐하다。
다시는 늦지 않겠다고 다짐했어요.
(もう遅刻しないと誓いました)
同じ「決める」でも、
その中にある気持ちは、少しずつ違う。
振り返ってみると、
自分の中でも、ひとつではなかった気がします。
たとえば、留学を決めたときのこと。
あのときは、ただやってみよう、ではなくて、
韓国語を使って仕事ができるようになるまでは、
もう後には引かない、という感覚でした。
決めた、というより、切り替えた、に近い感覚。
あとから言葉を当てはめるなら、
あれは、각오だったのだと思います。
それを、ひとつの言葉でまとめていたから、
違いに気づかなかっただけで。
言葉を分けてみると、
どんな気持ちで決めていたのか、少しずつ見えてくる。
「決める」という言葉の中に、
こんなにも違う気持ちが含まれていたのかもしれません。
そう思えたとき、
同じ行為なのに、少しだけ違う景色が見える気がして。
少しだけ、「決める」ということが楽しく感じられた、
そんな日でした。
回应 (0)