日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^
今日のお昼、デリバリーでバインミーを頼みました。
ベトナムのサンドイッチで、
外はパリッとしていて、
中には、東南アジアらしい味付けの野菜が
たっぷり挟まれていて。
ここ最近ハマっていて、気づけば週に何度も食べています。
なぜか、つい手が伸びてしまうんです。
パクチーが好きな私には、ちょうどいいバランスでした。
食べながら、ふと思ったことは、
これ、韓国語でなんて言うんだろう。
レッスンで話したくて、事前に調べてみると、
「반미」と書かれていました。
同じものを指しているのに、
音のかたちは、少しだけ違う。
たとえば、「ハンバーグ」は「함박스테이크」。
もともとは同じ「Hamburg steak」から来ているのに、
少しずつ違う形で残っているのが、面白いところです。
「オリンピック」は「올림픽」。
文字数が違うと、リズムも少し変わって、
舌の動きまで、どこか違ってくる。
どこか、違う場所を通ってきたような響きが残ります。
さらに面白いのは、
同じものでも、たどってきた言葉のルートによって、
まったく違う名前になることもある、ということです。
「オランダ」は、韓国語では「네덜란드」。
同じ国なのに、
そこにたどり着くまでの言葉の道筋が違うだけで、
こんなふうに呼び方が変わる。
そして、ときには、
そもそも同じ言葉が存在しないこともあります。
「サラリーマン」という言葉は、
韓国語ではそのまま使われることはあまりなく、
「직장인(会社に勤めている人)」と表現されます。
同じ人を指しているはずなのに、
言葉のつくり方そのものが、少し違っている。
また、「ネイティブの先生」という言い方も、
韓国語では「원어민 선생님(直訳すると“原語民の先生”)」と表現されます。
つまり、その言語を母語とする先生のことです。
直訳してみると、
韓国語が何を手がかりにその人を表しているのか、
少し見えてくる気がします。
比較的、外来語をそのまま取り入れることが多い日本語。
一方で韓国語では、
意味から組み立てられた言葉が使われることも、少なくありません。
「水着」は「수영복(水泳服)」。
泳ぐための服、という意味が、そのまま形になっています。
「少子化」も、韓国語では「저출산(低出産)」。
「ドリップコーヒー」も、
今でこそ「드립커피」と言いますが、
以前は「원두커피(豆から淹れたコーヒー)」
と呼ばれることも多くて。
少しだけ、時代の気配が残る呼び方かもしれませんね。
どの言葉で呼ぶかによって、
その輪郭は、ほんの少しだけ変わって見える。
言葉は、ただ置き換えられるものではなくて。
その奥にある文化や時間ごと、
静かに運んできているのかもしれません。
ベトナムのバインミーを食べながら、
韓国語の外来語について考えている。
ああ、やっぱりこういうことを考えてしまうあたり、
私らしいのかもしれません(笑)
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