日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^
韓国語を勉強していると、
「겨우」
「고작」
どちらも、日本語では
「たった」「せいぜい」と訳されることが多いですよね。
でも実は、
この二つ、
似ているようで、
含まれている気持ちが少し違うんです。
たとえば、
「겨우 10분 잤어요」
――たった10分しか寝ていません。
この 겨우 は、
“少なかった”
“ぎりぎりだった”
“やっとだった”
そんな、
話し手自身の苦労や切実さがにじみやすい表現です。
なので、
「겨우 도착했어요」
(やっと着きました)
のように、
“苦労してなんとか辿り着いた”
という意味でもよく使われます。
一方で、
고작 は少し空気が違います。
「고작 1000원이야?」
――たった1000ウォンなの?
こちらは、
“思ったより少ない”
“それだけ?”
“なんだ、その程度?”
という、
少し軽く見るようなニュアンスが入りやすいんですよね。
だから、
「고작 그 정도야?」
――たったそれだけ?
は、
言い方によっては、
相手を見下したように聞こえることもあります。
失礼に聞こえる場合もあるので注意が必要です。
逆に、
市場や屋台などでは、
「단 돈 천 원이에요~!」
――たった1000ウォンですよ〜!
という呼び込みのフレーズになります。
ここで使われている
단 돈 は、
“なんとこの値段!”
“こんなに安いですよ!”
という、
安さをアピールする感じに近い表現です。
(とはいえ、最近は千ウォンではなかなか買えませんが・笑)
つまり、
겨우 は、
“やっと”“ぎりぎり”“苦労して”
고작 は、
“たったそれだけ?”という拍子抜けや軽視
단 돈 は、
“こんなに安い!”という宣伝っぽい強調。
同じ「たった」でも、
どこに気持ちが向いているのかで、
韓国語は意外と表情が変わります。
だからドラマを見ていても、
「겨우 왔네」
と
「고작 이거야?」
では、
漂う空気がかなり違うんですよね。
言葉って、
意味そのものより、
“どんな気持ちで口にしているか”
のほうが、
強く残ることがあるのかもしれません ^ ^
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