私はそんな日が時々あります。
予定していたことを後回しにしたくなる日。
体を動かすのが面倒に感じる日。
家の用事を後回しにしたい日。
だから,子どもにだけ「やる気を出しなさい」
と言うのは,少し酷かもしれません。
でも,勉強ができる子どもは,
毎日やる気に満ちているわけではありません。
むしろ,やる気がない日の動き方を知っています。
■ あるある場面
学校から帰って,カバンを置く。
「ちょっとだけ休憩。」
そう思ってソファに座ったはずが,
気づけばスマホ,動画,ゲーム。
夕食を食べ,お風呂に入り,気づけば夜。
「今日はもういいや。」
よくある流れです。
■ ズレているポイント
多くの人は,「やる気が出たら勉強する」と思っています。
まるで,外からやる気が降ってくるのを
待っているような状態です。
でも実際には,逆のことがよくあります。
少し勉強を始めたから,やる気が出てくる。
机に座る。ノートを開く。1問だけ解く。
すると,止まっていた頭が少しずつ動き始めます。
自動車も,
止まっている状態から動き出す時が
一番エネルギーを使い,重いものです。
一度動き出せば,あとは少しずつ進みやすくなります。
■ まずは5分だけでいい
伸びる家庭では,いきなり
「1時間頑張りなさい」とは言いません。
代わりに,「まず5分だけやってみよう」と声をかけます。
たとえば,
・英単語を5個だけ覚える
・数学を1問だけ解く
・教科書を1ページだけ読む
これで終わっても構いません。
大切なのは,ゼロを避けることです。
ある生徒は,
「やる気が出ない日は,机に座って5分だけタイマーをかける」
というルールを作っていました。
すると不思議なことに,5分で終わる日は少なく,
そのまま20分,30分と続くことが多かったそうです。
■ 今日から使える言い換え
×「やる気出しなさい」
↓
〇「5分だけやってみる?」
〇「1問だけやってみようか」
〇「まずノートを開いてみよう」
やる気を求めるより,
行動のハードルを徹底的に下げる方が効果的です。
■ まとめ
やる気が出ない日は,誰にでもあります。
そんな日に必要なのは,根性ではなく,工夫です。
やる気は,待っていてもなかなか来ません。
でも,机に座って5分だけ始めると,
後ろから少しずつ追いかけてきます。
勉強ができる子どもは,この順番を知っています。
だからこそ,“やる気”を待つのではなく,
まず小さく始めるのです。
ちなみに,このコラムを書きながら,
「結局また同じ話を書いているな」
と少し思いました。
でも,勉強で本当に大切なことは,
意外と何度も同じところに戻ってくるものなのかもしれません。
だからこそ,今日もまた書きます。(笑)
やる気を待つより,まず5分だけ始めてみましょう。
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やる気が出ない日の工夫とあわせて,
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