こんにちは。
数日前、尺八演奏会に行ってきました。
一般社団法人 日本尺八演奏家ネットワーク(JSPN)の第7回定期公演で、「尺八ルネッサンス vol.1 ー創造の源泉ー」というテーマでした。
尺八で「ルネッサンス」とは?と思いましたが、これまでの名曲を再演し、新作も初演するとのこと。これまでの名曲については、現代の新しい解釈で演奏し、曲をリフレッシュするということだと思います。
尺八の歴史は奈良時代までさかのぼることができて、いくつか種類があるのですが、普化尺八とも呼ばれる現在の尺八は、江戸時代の楽曲が伝承されています。
この日は、江戸時代の楽曲「獅子」のほか、幕末の「五段砧」という箏曲に対して戦後に作られた尺八パート、戦前の合奏曲、1960年代の現代邦楽の時代の楽曲、そして、作曲されたばかりの新作が披露されました。
どれもすばらしい演奏で、さまざまな尺八の表現力を実感することができました。とくに、「獅子」は、どの音も決してまっすぐ伸ばさず装飾がつくという独特の演奏法で、尺八演奏の奥深さに感銘を受けました。また、最後の新曲は13人の一流の演奏家が長さの異なる尺八を何本も持ち替えながら演奏するという手の込んだ作曲でしたが、尺八独特の風の音が楽音と調和して異次元の心地よさを感じました。
JSPNという団体による演奏会でしたが、出演者(著名な尺八家の方々)が受付も担当されており、私はチケットのもぎりが人間国宝の方で、「ええ!いいの?」と思いながら入場させていただきました…
出演者の手弁当での演奏会なのだと思いますが、楽しかったので、これからも応援していきたいと思っています。
ご関心を持たれた方は、ぜひウェブサイトもご覧ください♪
日本尺八演奏家ネットワーク(JSPN)
*****演奏会の概要*****
一般社団法人 日本尺八演奏家ネットワーク(JSPN)第7回定期公演
尺八ルネッサンス vol.1 ー創造の源泉ー
2026年7月16日
すみだトリフォニーホール 小ホール
・尺八二重奏曲「竹」 初代山本邦山作曲(1962年)
・「夜の歌」 久本玄智作曲(1931年)尺八・箏
・三つの尺八のための《ハレ》 廣瀬量平作曲(1969年)
・「五段砧」 光崎検校作曲/山口五郎手付 箏・尺八
・根笹派錦風流「獅子」
・「水鏡」 向井響作曲(2026年)初演 尺八13名
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