日本語・韓国語講師の Hayoung_Eiko です ^ ^
韓国語を勉強していると、
思わず、
「結局、いつなのよ?」
とツッコミを入れたくなる単語に出会うことがあります。
その代表格が、
내일모레です。
先日、何気なく意味を調べてみました。
返ってきた答えは、
「あさって(今日から数えて2日後)」
もちろん、間違いではありません。
でも、その説明を見ながら私は思わず笑ってしまいました。
「うん、それだけじゃないんだよなぁ。」
今日は、そんな 내일모레 のお話です。
모레 があるのに、どうして 내일모레?
辞書を見ると、
내일모레 は「あさって」。
それなら、
「모레 があるのに、どうして 내일모레 もあるの?」
そう思いませんか。
実は私も最初はそうでした。
でも韓国語に触れていると、
この言葉は辞書だけでは少し説明しきれない場面に出会います。
「明後日50歳。」
韓国ドラマでは、
こんなセリフを耳にすることがあります。
내일모레 쉰이다.
直訳すると、
「明後日50歳。」
もちろん、本当に二日後に50歳になるという意味ではありません。
「もうすぐ50歳なんだ。」
そんな気持ちを表した表現です。
気になって、レッスンで韓国人の先生に聞いてみました。
すると先生は、내일모레 には
大きく3つの使い方があると教えてくださいました。
一つ目は、本来の意味である「あさって」。
二つ目は、試験や入学、卒業、年齢など、
곧(もうすぐ)、
얼마 안 남았다(あと少し)、
바로 코앞이다(もう目の前だ)
と感じられる出来事について話すときの 내일모레 です。
例えば、
내일모레 시험인데...
(もうすぐ試験なのに……)
のように使うと、
単に日にちを表しているだけではなく、
「もうすぐだ。」
「あと少しだ。」
「もう目の前だ。」
という気持ちまで自然に含まれるそうです。
そして三つ目は、戦争のように、
一日や二日では終わらず、
いつ終わるのかも分からないような出来事について
使われる 내일모레 です。
辞書には「あさって」と書かれていても、
実際には、
どんな出来事について使うのかによって、
言葉から受ける印象も少し変わるのですね。
辞書には書いていないこと
今回改めて感じたのは、
辞書は言葉の意味を教えてくれますが、
言葉の空気感までは教えてくれないということです。
「내일모레=あさって」
もちろん、それは正しい説明です。
でも韓国語を学んでいて知りたかったのは、
意味だけではありません。
韓国の人は、この言葉をどんな感覚で使っているのだろう。
そこでした。
ネイティブの先生のお話を聞いて、
私は 내일모레 という言葉を、
「あさって」という日付だけではなく、
「もうすぐそこまで来ている。」
そんな時間の近さや、
場合によっては終わりの見えない時間の流れまで表す、
奥深い言葉なのだと感じるようになりました。
だから 내일모레 は、
私にとって、
「あさって」だけでは語りきれない韓国語です ^ ^
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