日本語講師のNaoko.Sです。
私は日本での就職を目指している外国人留学生にビジネス日本語を教えているのですが、かなり日本語能力の高い人でもビジネス場面の日本語や日本のビジネスマナーには戸惑う人が多いです。
次の問題を考えてみてください。
【問】名刺交換の際、相手の名刺の名前が読めない場合、どのように言うとよいでしょうか。
ア すみません、名前はどう読むのですか。
イ 申し訳ありませんが、難しい漢字で私にはお読みできません。
ウ 失礼ですが、お名前は何とお読みすればよろしいでしょうか。
日本語では、相手の名前を尋ねる場合に「失礼ですが」と言ってから尋ねます。
日本語学習者の人がなぜ名前を聞くだけなのに失礼なのかと疑問に思うことがありますが、
相手の名前、出身、年齢、結婚しているかどうか、など相手の個人情報について聞くときには
日本語では「失礼ですが…」と言って相手に配慮するのが一般的です。
日本社会では「相手の領域に踏み込む行為」には注意しなければならないからです。
「申し訳ありませんが‥」を使うのは、相手に負担をかけることをお願いする場合です。
たとえば、
「申し訳ありませんが、本日は担当者が不在ですので、改めてお越しいただけますでしょうか。」
このように相手に負担をかけることをお願いする場合に「申し訳ありませんが…」を使います。
ビジネス場面の日本語会話を練習したい方はぜひレッスンでお話ししましょう。
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