「小論文で『あなたの意見を述べよ』と言われても、何から書き始めればいいのか分からない…」
「思いついたことをそのまま書いたら、なにが言いたいのか自分でも分からない文章になっちゃった…」
「作文と小論文の違いがよく分からなくて、どうしても感想文みたいになっちゃう…」
大学受験で小論文が必要な高校生のみなさんも、温かく見守っている保護者様にとっても、一番対策に悩むのが「小論文」ですよね。
英語や数学みたいに「これが100%の正解!」という答えが決まっているわけではないので、「これで本当に合ってるのかな…」と不安になりやすい科目です。
でも、どうぞ安心してください!
小論文はセンスや文章力で書くものではありません!決まった「書き方の型(フォーフォーマット)」にあわせて文章を組み立てるだけで、誰でも読み手に「なるほど!」と思わせる素晴らしい小論文が書けるようになりますよ!
今回は、大学入試小論文で一番よく出る「あなたの意見を述べよ」というテーマに対して、説得力バツグンの文章が書ける「魔法の型」と、すぐに使える実践テクニックを分かりやすくご紹介しますね!
1. 作文と小論文って何がちがうの?
たくさんの受験生が小論文でつまずいてしまう一番の理由は、「作文」と「小論文」をごっちゃにしてしまうことにあります。
まずは、この2つの違いをスッキリ整理しておきましょう!
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作文とは:「自分の気持ちや体験」を伝えるもの
作文の主役は「自分の気持ち・体験・感想」です。「〜だと思った」「〜して嬉しかった」というように、自分の感じたことを自由に表現してOKです。
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小論文とは:「客観的な理由」で相手を納得させるもの
小論文の目的は「採点する人を『なるほど』と納得させること」です。「なぜそう考えるのか」という筋道の通った理由や、誰が見ても納得できる客観的な事実が必要になります。
だから、小論文で「〜と感じて悲しかった」みたいな個人の気持ちばかり書いてしまうと、「作文になっちゃってるな…」と点数が下がってしまうんです。
2. スラスラ書ける!「魔法の4ステップ構成(型)」
小論文の原稿用紙に向かうとき、いきなり1行目から書き始めてはいけません!まずは以下の「4つのステップ」のメモを作ってから書き始めるのが鉄則です。
ステップ①:【結論】自分の意見をズバッと最初に言う!
文章の最初の段落では、自分の意見の結論を出し出し惜しみせずに最初に言っちゃいましょう!
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コツ:「〜とも言えるし、〜とも言える」みたいなあいまいな言い方はNG!「賛成」か「反対」か、自分の立場をハッキリ伝えましょう。
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書き方の例:「〜について、私は〇〇であると考える。」
最初に結論を言う「結論ファースト」にすることで、読む人も「あ、この人はこれから〇〇について話すんだな」と理解しやすくなります。
ステップ②:【理由】なぜそう思うのか、理由を説明する!
2つ目の段落では、ステップ①で言った結論の「理由」を説明します。
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コツ:「なんとなく」ではなく、社会的なニュースや具体的な事実を使って説明しましょう。
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書き方の例:「その理由は二つある。第一に〜だからだ。第二に〜という点があるからだ。」
「第一に」「第二に」と番号を振って整理すると、文章がとっても読みやすくなりますよ!
ステップ③:【反対意見への配慮】反対の意見も一回受け止める!
ここが小論文で「高得点」をゲットするための超重要パーツです!あえて自分の考えとは反対の意見にも触れてみましょう。
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コツ:反対意見をバッサリ否定するのではなく、「確かにそういう考えもあるよね」と一回受け止めてから、「でも、やっぱり私の意見の方が大事だよ!」とつなげます。
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書き方の書き方の例:「確かに、〇〇という意見もあるだろう。しかし、△△という問題を考えると、やはり〜」
これを入れることで、採点する人に「この人は自分の意見だけじゃなくて、広い視野で物事を考えられているな!」と感心してもらえます!
ステップ④:【まとめ】最後にもう一度、結論をアピール!
最後の段落では、最初に言った結論をもう一度まとめて締めくくります。
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コツ:ただ同じことを繰り返すだけじゃなく、「だからこそ、これからは〜することが大切だ!」と未来に向けたアイデアをちょっと足すと、すごくカッコいい文章になりますよ!
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書き方の例:「以上の理由から、私は〇〇であると考える。今後は〜」
3. もっと文章が良くなる「3つのテクニック」
型を覚えたら、さらに文章の説得力をアップさせるテクニックも使ってみましょう!
テクニック①:具体例は「自分個人の話」じゃなく「社会のニュース」から出す!
自分の意見を補強するときに「私のお友達のA君が〜」といった自分の身の回りの話ばかり書くのは避けましょう。
できるだけ「ニュースで話題の社会問題」や「みんなが知っている事実」を具体例として使うのがコツです。日頃からちょっとずつニュースをチェックしておくといいですね!
テクニック②:文末は「〜である・だ」でそろえる!
小論文では、文末を「〜である」「〜だ」で統一するのがルールです。「〜です」「〜ます」や、「〜だと思います」「〜かもしれない」といった弱気な表現は使わずに、「〜である!」と言い切る強い気持ちで書きましょう!
テクニック③:最初に「構想メモ」を5分で作る!
テストが始まった瞬間にいきなり原稿用紙に書き始めるのは失敗のもとです!途中で「あれ、書くことがなくなった…」となって全部消しゴムで消すことになったら大変ですよね。
必ず最初の5分間で、問題用紙の端っこに「4ステップのメモ(あらすじ)」を作ってから清書に入りましょう。メモさえできていれば、あとはそれを原稿用紙に写す感覚でスラスラ書けちゃいますよ!
4. これをやったらもったいない!NGチェックリスト
採点する人が「あちゃ〜」と思っちゃうNGパターンも覚えておきましょう!
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問われていることに答えていない(「あなたの考えを書きなさい」なのに、本文のまとめだけで終わっている)
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「やっぱり」などの話し言葉が入っている(「〜だし」「〜とか」などの言葉は使わない)
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マス目がスカスカ(原稿用紙の8割以上、できれば9割くらいまでしっかり埋めましょう!)
5. 保護者様へ:小論文に悩むお子様への優しいサポート
小論文は自分で採点しづらいので、「どう書けばいいか分からない…」とお子様が一人で抱え込みやすい科目です。ご家庭でできる励ましのヒントをご紹介しますね。
① 「正解を書こうとしなくて大丈夫だよ」と伝える
「大学が喜びそうな模範解答を書かなきゃ…」とプレッシャーを感じている受験生は多いです。でも、小論文で大切なのは「意見の正しさ」ではなく「筋道の通った理由」です。「賛成でも反対でも、理由がしっかりしていればちゃんと点数はもらえるよ!」と声をかけてあげてくださいね。
② 日常の会話で「なんでそう思うの?」と優しく聞いてみる
ニュースなどを見てお子様が「これって変だよね」と言ったときに、「へえ〜、なんでそう思ったの?理由を2つ教えて!」とフランクに聞いてみてください。自分の意見と理由を言葉にする練習になって、小論文で必要な思考力が自然と育っていきますよ!
6. まとめ:型を使って、小論文を得意にしちゃおう!
大学入試小論文の「あなたの意見を述べよ」という問題は、ちゃんとした「型」を知っていれば決してこわくありません!
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「結論 ➔ 理由 ➔ 反対意見への配慮 ➔ まとめ」の4ステップで書く
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自分の気持ち(感情)ではなく、客観的な理由で相手を納得させる
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必ず最初に5分間で「メモ」を作ってから書き始める
小論文は、一度この型を覚えて実際に原稿用紙に書いてみる練習をすれば、驚くほど短期間でカッコいい文章が書けるようになります。
まずは今日、気になるニュースを一つ選んで、「自分はどう思うか」「理由は何か」をノートにメモしてみることから始めてみませんか?
みなさんの志望校合格を、心から応援しています!
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