この夏、私にとって新しい挑戦が始まりました。
韓国語講師として、本格的に活動を始めたことです。
私は韓国で生まれ育ち、日本では20年以上生活しています。
韓国では以前、日本語を教えていた経験もあります。
でも今回、改めて「韓国語を日本人の方に教える」という立場になってみると、思っていた以上に新しい発見がありました。
韓国人の私にとって、普段何気なく使っている韓国語。
でも生徒さんから、
「この表現と、この表現は何が違うんですか?」
と聞かれると、
「確かに。韓国人はどうしてこっちを使うんだろう?」
と、改めて自分の言葉について考えることがあります。
例えば、
-아서/어서
-(으)니까
-기 때문에
日本語にすると、どれも「〜から」「〜ので」と訳すことができます。
韓国人の私は、会話の中でそれほど意識せず使い分けています。
でも、それを韓国語を学んでいる方に説明するためには、
「文法的に何が違うのか」
だけではなく、
「韓国人はどんな感覚で使い分けているのか」
まで考えなければなりません。
また、会話のレッスンでも、
発音や文法を直すだけではなく、
「この表現なら、韓国人にはこんな感じに聞こえます」
と伝えることの大切さを感じました。
教える側になって気づいたのは、
母国語を話せることと、母国語を説明できることは違う
ということです。
これは、この夏の私にとって大きな学びでした。
そしてもう一つ。
レッスンで生徒さんから質問を受けるたびに、私自身も韓国語について新しく考えるようになりました。
先生が一方的に教えるのではなく、
生徒さんの「なぜ?」によって、先生も自分の言葉をもう一度学ぶ。
そんな時間が、私はとても面白いと感じています。
これからも、
「この韓国語は日本語で何と言いますか?」
だけではなく、
「韓国人はなぜそう言うの?」
「実際にはどっちを使うの?」
というところまで、一緒に考えられるレッスンをしていきたいと思っています。
この夏に始めた、新しい挑戦。
まだ始まったばかりですが、これからどんな生徒さんと出会い、私自身がどんなことを学んでいくのか楽しみです。
皆さんの「これって何が違うの?」も、ぜひレッスンで聞かせてください。
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