日本語・韓国語講師の Hayoung_Eikoです ^ ^
レッスンを受けたあと、先生に
「今日もとても勉強になりました!」
と伝えたくなることがありますよね。
では、この「勉強になりました」は、
韓国語でどのように表現すればよいのでしょうか。
日本語からそのまま考えると、
공부가 됐어요.
という表現が思い浮かぶかもしれません。
공부가 됐어요 は、韓国語として間違っているわけではなく、
実際に使われることもあります。
ただ、
日本語の「勉強になりました」とは、
使われる場面や含まれるニュアンスが少し異なります。
そのため、レッスン後の感想としては、
日本語ほど広く使われる表現ではありません。
日本語の「勉強になりました」は、とても便利な言葉です。
新しい知識を得た。
参考になる話を聞いた。
自分にはなかった考え方に触れた。
そんなさまざまな場面で使うことができます。
さらに、何かを学んだという意味だけでなく、
「よいことを教えていただきました」
「とても有意義な時間でした」
「ありがとうございました」
という、相手への敬意や感謝まで自然に込められています。
一方、
韓国語の 공부가 됐어요 は、話や経験などが、
自分にとって知識や気づきを得る材料になった
という意味合いが中心です。
たとえば、ほかの先生の授業を見て、
自分の教え方にも生かせそうな発見があったときなら、
다른 선생님들의 수업을 보면서
저도 공부가 많이 됐어요.
(ほかの先生方の授業を見ながら、
私もとても勉強になりました)
と表現できます。
この場合は、教えてもらったことへの感謝というより、
「自分にとって新しい発見があった」
「これからに生かせる学びを得た」
というニュアンスです。
日本語の「勉強になりました」と重なるところはありますが、
まったく同じ感覚で使われているわけではないのですね。
では、気持ちよくレッスンを終えたあと、
先生に感謝を伝えたいときは、何と言えばよいのでしょうか。
その場面にもっとぴったりくる表現を考えてみました。
たくさんのことを学べたなら、
오늘 정말 많이 배웠어요.
(今日は本当にたくさん学びました)
習ったことが役に立ったと感じたなら、
오늘 수업이 정말 많은 도움이 됐어요.
(今日のレッスンが本当にとても役に立ちました)
そして、内容が濃く、充実した時間だったなら、
오늘도 정말 알찬 수업이었어요.
(今日も本当に充実したレッスンでした)
と伝えることができます。
알차다 は、中身がしっかり詰まっている様子を表す言葉です。
国立国語院の『韓国語基礎辞典』にも、
내용이 알차다.(内容が充実している)
という用例が載っています。
また、
韓国の教育機関や講座に寄せられた実際の感想にも、
많이 배웠습니다 や 알찬 수업이었습니다
といった表現が見られます。
こうして比べてみると、
韓国語では日本語の「勉強になりました」を
別の言葉に置き換えているというより、
「自分が何をよかったと感じたのか」
を、そのまま言葉にしていることが分かります。
たくさん学べたことがうれしかったのか。
これから役立ちそうだと感じたのか。
それとも、内容の詰まった充実した時間だったのか。
日本語では、そのすべてを「勉強になりました」
という便利なひと言に込めることができます。
韓国語では、その中にある気持ちを少しだけ具体的にしてみる。
そう考えると、直訳を探すよりも、
その日の自分に合う表現を選びやすくなりそうですね ^ ^
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