東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)の「東海道(とうかいどう)」
東海道新幹線とは、
東京(とうきょう)から名古屋(なごや)、京都(きょうと)、
大阪(おおさか)方面(ほうめん)へ行(い)くときに、
多(おお)くの人(ひと)が利用(りよう)する新幹線(しんかんせん)です。
では、「東海道(とうかいどう)」とは、何(なん)でしょうか?
「東」は、どこから見(み)て東?
古代の日本では、奈良(なら)や京都(きょうと)など、
都(みやこ)のある地域(ちいき)が政治(せいじ)や文化(ぶんか)の中心(ちゅうしん)でした。
「東海道(とうかいどう)」という名前は、
古代の首都(しゅと)から見て東の方角(ほうがく)へ通(つう)じる道や、
その地域であったことに由来(ゆらい)します。
つまり、むかしの都(みやこ)を中心に考えた「東」なのです。
では、なぜ「海(うみ)」が入(はい)っているの?
「東海道」の「海」は、海(うみ:sea)という漢字(かんじ)が使われていますが、
海(うみ)の上(うえ)を通(とお)る道(みち)という意味ではありません。
昔の東海道は、海に近(ちか)い地域を通って、東の地域へ向(む)かう道でした。
一方(いっぽう)、山側(やまがわ)を通る道として「東山道(とうさんどう)」がありました。
つまり、
海に近いほうを通って東へ行く道
「東海道」
山のほうを通って東へ行く道
「東山道」
という違(ちが)いがあったのです。
今(いま)も残(のこ)る「東海道」
むかしの道(みち)の名前(なまえ)だった「東海道(とうかいどう)」は、今も残(のこ)っています。
「東海道新幹線」、「東海道本線(とうかいどうほんせん)」などです。
「東海道新幹線」という名前を見ると、ただの新幹線の名前のように思(おも)いますが、
その名前には、昔の日本の「道」の歴史(れきし)が残(のこ)っているのです。
「東海道」の「東」は、古代の都から見た東。
そして「海」は、海に近い地域を通る道。
そう考(かんが)えると、「東海道」という名前が、少(すこ)しおもしろく見(み)えてきませんか?

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