清水寺を出ると、三人は、坂道を歩いていました。
すると、GAさんが、突然叫びました。
「わあ! 何かいる!」
道の脇を見ると、小さな猫がいました。
「猫が、いる!」
三人が近づくと、猫は逃げていきました。
「猫は、どこ?」 WAさんが言いました。
「もういないよ。」 JOJOさん
「猫は、逃げるのが速いね。」 WAさんが言いました。
「最初は『猫がいる』。新しく見つけたから『が』。」 GAさんが言いました。
「なるほど!」 JOJOさん
三人は、さらに歩いていきました。
すると、突然雨が降ってきました。
「雨が降ってきた!」 GAさんがあわてて言いました。
「傘、持ってる?」
「私は持ってるよ!」 さすがJOJOさん
「私は持ってない……」 WAさん
「じゃあ、JOJOさん、一緒に入れて!」
「いいよ」
三人は一つの傘に入りました。
ところが、傘が小さすぎます。
「私は、ぬれてないよ」 WAさん
「私は、ぬれてる!」 GAさん
GAさんは、びしょびしょになりました。
「どうして私が、こんなにぬれるの!」 GAさん
「『が』は新しい情報を持ってくるんだから、雨まで連れてきたんじゃない?」
「そんな役割いらない!」 三人は大笑いしました。
しばらくすると、雨がやみました。
空を見ると、大きな虹が出ています。
「わあ!」
「何が見える?」
「虹が見える!」
三人はしばらく虹を眺めていました。
そして「は」が静かに言いました。
「京都は、いいところだね」
「うん」
「今日は、楽しかったね」
「どこが いちばんよかった?」 GAさんが聞きました。
「やっぱり、五重の塔かなあ。」 JOJOさん
「清水寺は、どうだった。私は、すきだなあ、ああいうところ。」 WAさんが言いました。
「うん、清水寺も よかったね。」 JOJOさん
「ところで……夕食、誰が払う?」 JOJOさん
二人は一瞬、黙りました。
そして同時に、 「JOJOさんが~!」
「ええー! いやいや、また冗談だよね。」 JOJOさん、、あせあせ!
三人は、大笑い!
<おわり!!>
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