日本語・韓国語講師の Hayoung_Eikoです ^ ^
日本語と韓国語には、
同じ漢字を使う言葉がたくさんあります。
初めて見る韓国語でも、
漢字を知ると、
「あ、そういう意味か!」
と一気に分かることがありますよね。
漢字語圏に住む日本人にとって、
これは韓国語を学ぶ上で
かなり有利なポイントになります。
そんな漢字語の「面白い落とし穴」を
改めて整理してみましょう ^ ^
例えば、
「保育園で働いています」
これを韓国語で言うとしたら、
皆さんなら何と言いますか?
「保育園」だから……
보육원?
漢字を見ると、
いかにも合っていそうですよね。
ところが、
보육원에서 일하고 있어요.
と言うと、
「えっ、児童養護施設で働いているの?」
そんな思わぬ誤解が生まれるかもしれません。
なぜなら、韓国語で同じ発音の 보육원(保育院) は、
家庭で養育を受けることが難しい子どもたちが生活する施設を指し、
日本の「児童養護施設」に近い意味で使われるからです。
では、日本の「保育園」は?
韓国では一般に、
어린이집
と呼ばれます。
文字通り見れば、「子どもの家」。
ここで、もう一つ気になるのが
「幼稚園」です。
こちらは、
유치원(幼稚園)
日本語と同じ漢字語なんです。
並べてみると、
保育園 → 어린이집
幼稚園 → 유치원
보육원 → 日本の「児童養護施設」に近い施設
なんだか不思議ですよね。
そして、こんな言葉は
「保育園」だけではありません。
例えば、「家庭教師」。
漢字だけを見れば、
가정교사(家庭教師) と考えたくなりますが、
韓国の日常会話では 과외 선생님(課外の先生)
という言い方がよく使われます。
そして、「一人暮らし」も。
日本語では一つの名詞として
当たり前のように使っていますが、
韓国語では、
혼자 살다
「一人で暮らす」
と表現したり、
親元を離れて一人で暮らす場合などには、
자취하다 (自炊する)という単語もよく使います。
保育園 → 어린이집
家庭教師 → 과외 선생님
一人暮らし → 혼자 살다 / 자취하다
日本語では見慣れた言葉でも、
韓国語になると、
言葉の組み立て方そのものが変わることがあるんですね。
さらに面白いのが、
漢字は同じなのに意味が違う言葉。
애인(愛人) は「恋人」。
공부(工夫) は「勉強」。
팔방미인(八方美人) は、
いろいろなことに秀でた人を褒める時にも使われます。
その一方で、
유치원(幼稚園)
도서관(図書館)
주차장(駐車場)
のように、
漢字が意味を知る
大きなヒントになる言葉もあります。
こうして並べてみると、
漢字語ってやっぱり面白いですよね。
まったく知らない言葉なら、
「これは何だろう?」
と気になります。
一方で、
知っている漢字が並んでいると、
「これは分かる!」
と安心した言葉ほど、
あとから意外な違いに気づくこともあります。
知らない言葉だけでなく、
知っている気がする言葉の中にも、
意外な発見が隠れているのかもしれません。
漢字は、
韓国語を学ぶ日本人にとって
とても頼もしい味方。
でも時々、
思いがけない方向へ
連れていかれることも(笑)。
「韓国では、この言葉をどう表現するんだろう?」
そんな目で言葉を見てみると、
単語の意味だけではなく、
日本語と韓国語、それぞれの
言葉の作り方まで見えてくる気がします。
皆さんにも、
「これ、韓国語でもそのままだと思っていた!」
そんな意外な言葉、ありませんか? ^ ^
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