こんにちは!講師のKaorinaです。
先日、ChatGPTのGPTsが終了してプラグインに移行するというお話をしましたが、今度はGeminiです!
Geminiにも「Gem」という、用途に合わせて生成AIをカスタマイズできる機能があります。
以前からGemも終了するかもしれないという噂はあったのですが、とうとうGoogleから正式に「Skills(スキル)」への移行が発表されました。
しかも、個人向けのGemは2026年11月から段階的に移行が始まるとのこと。
「Geminiもか!」
というのが、私の第一声でした(笑)。
実は、ChatGPTのGPTsが終了すると聞いたとき、GeminiのGemに移行することも考えていました。
でも、Gemも今後どうなるかわからないという話があったので、結局、移行しなかったんです。
今回の発表を見て、あのとき慌ててGeminiに引っ越していなくてよかった!と思いました。
もちろん、Gemが突然すべて使えなくなるわけではありません。
Googleの発表では、既存のGemは段階的にSkillsへ移行される予定です。
ただ、今までとまったく同じように使えるかどうかは、実際に確認してみないとわかりません。
私のカフェトークのレッスンメニューには、生成AIを活用した占いの鑑定サービスがあります。
鑑定文の作成にはGeminiのGemを使い、Claudeで体裁を整えて、お客様にお送りしています。
でも、もしGemが使えなくなったら?
せっかくお申し込みいただいたのに、鑑定書が作れなくなってしまっては困ります。
そこで、以前から念のために、同じような鑑定文をChatGPTでもClaudeでも作成できるよう、それぞれに対応したプロンプトを用意していました。
プロンプトというのは、生成AIに何をどのようにしてほしいかを伝える指示文のことです。
特定のGemが使えなくなっても、別の生成AIやプロジェクト機能を利用して作業を続けられるようにしていたんです。
おかげで、今回も予定どおり鑑定書を納品できました。
これは占いだけの話ではありません。
私の日本語レッスンやOfficeのレッスンでも、生成AIを活用して、受講者さん一人ひとりの目的やレベルに合わせた教材を作っています。
生成AIのおかげで、以前ならかなり時間がかかっていた教材作成も、効率よく進められるようになりました。
でも、その生成AIが突然使えなくなったら?
サービスが終了しなくても、機能の変更、利用制限、障害などで、今までと同じ作業ができなくなることはあります。
だから私は、大切なプロンプトは手元にも保存し、できるだけ複数の生成AIで使えるようにしています。
もちろん、生成AIによって得意なことや出力の特徴は異なるので、同じプロンプトを入れれば同じ結果になるわけではありません。
それでも、代わりの方法を用意しておくだけで安心感が違います。
これからは、仕事でも日常生活でも、生成AIを利用する機会がますます増えていくと思います。
でも、生成AIの仕組みや特性をまったく知らないまま使うのは、少し心配です。
例えば、ThreadsやXなどで、
「このプロンプトをChatGPTに入れてみて!」
「自分の写真を送ると、こんな診断をしてくれるよ!」
といった投稿を見かけることがあります。
面白そうだから、私もやってみよう!
その前に、ちょっと考えてみてほしいんです。
・自分の顔写真を送っても大丈夫?
・写真に自宅や勤務先が写っていない?
・入力した文章や画像は、どこに保存される?
・送った情報はAIの学習に利用される?
・チャットを削除したら、アップロードした画像も消える?
・生成した画像やファイルは、どこに残る?
実は、これらは利用するサービスや設定によって答えが違います。
また、チャット履歴を削除することと、保存されたファイルやメモリを削除することは、必ずしも同じではありません。
「送ったものを、あとからどこで確認して、どう削除するのか」
これも、使い始める前に知っておきたいことの一つです。
生成AIを安全に使うために、私が特に大切だと思うのは、入力する情報を自分で判断することです。
氏名、住所、電話番号、顔写真などの個人情報。
勤務先の内部資料、顧客情報、未公開の企画などの機密情報。
こうした情報は、利用規約や保存・学習に関する設定、会社のルールなどを確認せずに入力しないことが基本です。
特に、他人の個人情報や仕事上の機密情報は、自分だけの判断で外部の生成AIに送ってはいけません。
また、生成AIが出力した回答も、必ず正しいとは限りません。
便利な道具だからこそ、何を入力してよいのか、出てきた情報をどこまで信用してよいのか、自分で判断する知識が必要だと思います。
今回、GPTsに続いてGemも移行するというニュースを見て、改めて感じたことがあります。
生成AIの世界は、本当に変化が速い!
今日便利に使っている機能が、来月も同じように使えるとは限りません。
だからといって、変化を怖がって使わないのはもったいないと思います。
大切なのは、一つのサービスだけに頼りきらず、必要な知識を身につけながら、自分で使い方を選べるようにしておくこと。
そのために、まずは次のことを意識してみてはいかがでしょうか。
・大切なプロンプトや成果物は手元にも保存する
・できれば複数の生成AIの特徴を知っておく
・入力してはいけない情報を理解する
・データの保存先、利用設定、削除方法を確認する
・生成AIの回答を鵜呑みにせず、自分でも確認する
生成AIは、私たちの仕事や生活を便利にしてくれる、とても心強い道具です。
でも、使う側にも最低限の知識と判断力が必要です。
これからも変化は続くと思いますが、振り回されるのではなく、上手に付き合っていきたいですね!
事実確認:Googleは2026年9月30日にSkillsへの移行を発表しています。移行時期はアカウントの種類によって異なり、Gemが一斉に利用停止になるわけではありません。
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