リサイタルまで一週間になりました。
2年前から計画して譜読みしてきましたが、夏のコンサートもあったりして、煮詰まり過ぎず、ちょうどいい具合に進めてこられました。
モーツァルトとシューベルトは、譜面ヅラはシンプルですし、洗練されてますし、一見単純そうですが!
演奏するってなると、色んな観点があります。
時代を鑑みた奏法とか、
古典だから〜、ロマン派だから〜、◯拍子だから〜、アクセントだから〜...さまざま知識を組み立ててレールを敷くと、それはそれで演奏家として一つの様式、スタイルができます。
たくさんの音源を聴いてみても、ココはこうするもの、というトラディションがあります。
でも、果たしてそれでいいのか?
実はBad Tradition もあるんじゃないのか?
やったことがある作曲家の作品はワンパターンでいいのか?
そういう面で、合わせ練習の中では、前田さんからたくさんの示唆をもらい、当初思っていたのとは結構違う仕上がりになってきました。
当初僕はもう少しピリオドっぽい中でやるつもりでしたが、試してなるほどと思うところがたくさんあり、合わせの都度やり方を見直しています。
骨が折れるどころか、溶けそうだったのがシマノフスキで...互いに、ただ正しく弾くっていうことじゃないぞこれは...と。
流れで盛り上がって来た時は合うのに、部分練習をすると途端に「あれ?」となるのが神話。
あと、互いに合わせに行こうとすると、まったく雰囲気が消えます。
いわゆる不協和音というか、重ねた音の歪みがたくさんでてくるんですが、だからといってテキトーでいいものでもなく、歪め方にもセンスが問われます。
細かいことはともかく、いい曲です。
聴いてくださる方も「クラシックはこういうもの」「ピアノの音はこういうもの」「バイオリンの音はこういうもの」という思い込みを取っ払って、その時間を楽しんでいただけたら、と思います。
前回はベートーヴェンのクロイツェル、シューベルトのファンタジー、ラヴェルのツィガーヌでビフテキ3枚のような感じでしたが、
今回は...ウィンナコーヒー二杯の後にジビエ料理って感じですかね。
小さなお子様も歓迎です。
お誘い合わせの上、ぜひぜひお越しください。
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