子育てがひと段落して、仕事を再開しようと思う女性も多いと思います。企業に再就職されるかたもいますが、自分の好きなこと・得意なことで仕事が始められたらと考える方もいると思います。
いきなり起業の前に、注意点をいくつかお話ししておきましょう。
1.収支を計算する
実際にお客様からお金をいただいて仕事をしてみたけれど、なかなか儲からないという方が結構いらっしゃいます。お話を聞くと、お客様から頂く単価は設定していても、場所代・宣伝費など支出を考えていない方が多いです。収入 - 必要経費 = 稼ぎです。実際の儲けをきちんと計算しましょう。
その際、
*年収20万円までは確定申告不要
*開業届け出を出してしまったら、必ず確定申告
となります。
まずは、トライアルでやってみて、自分がどれくらい稼げるのか様子を見つつ目標や計画を立てていきましょう。
ただし、給与扱いの場合は20万円以下でも源泉徴収されます。例えば、サロンのヒーラーとして登録するとか、サイトのカウンセラーとして登録するという場合はこれに相当する可能性があります。
2.扶養枠どうする?所得税・社会保険
開業届を出すと、収入の額にかかわらず、今までご主人の扶養枠だったのが外れてしまう可能性があります。健保によって、収入によるところ、個人事業主は認めないところ、いろいろあるようですので、確認が必要です。
扶養枠から外れてしまう場合、自身で社会保険料も払わなければいけませんので、その分もプラスして稼がなければいけないことを念頭に置いておきましょう。
しかし、ここで注意していただきたいのは、開業届を出さなくていいわけでもないし、確定申告をすると損をするということでもありません。
きちんとお仕事としてやっていこうと思ったら、必ず届出をして、青色申告を心がけましょう。そうすれば、青色申告控除が受けられます。
逆に所得があるのに申告をしなければ脱税になりますので注意してください。
好きなことを仕事にしていくのはとてもいいことですが、お金の面もしっかり考えてぜひ成功させてください。
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