みなさん、日本の伝統「おせち料理」について書いたコラムはもう読みましたか(^^)?
今日はそのおせち料理について、もっと詳しいお話をします。
「重箱(じゅうばこ)」という入れ物につめられた料理や食材のすべてが、それぞれ意味を持っています。
また、重箱は重ねられるようになっていて、各段に名前がついていたり、どの段にどんな種類のものを入れるのかは決まっています。
・一の重(いちのじゅう):祝肴や口取り
※祝肴(いわいざかな)…お祝いの食事での酒のつまみ
※口取り(くちどり)…最初に食べる料理
・二の重:焼き物
・三の重:煮物
・与の重:酢(す)の物、和(あ)え物
・五の重:好きなものを詰めるか、予備にしておく
ちなみに私の家のおせち料理は、三の重で全部で61品(しな)。
ちなみに、三の重のおせち料理の場合、与の重に入れるものは二の重に入れられます。
おせち料理のすべての意味を紹介することはできませんが、一般的な物をいくつか書いておきますね!
*小肌粟漬(こはだあわづけ)…出世(しゅっせ)と五穀豊穣(ごこくほうじょう)
<写真の上段、左から2番目>
*伊達巻(だてまき)…学業の成功
<写真の上段、左から3番目>
*栗(くり)きんとん…金運アップ
<写真の上段、左から4番目>
*数の子…子孫繁栄
<写真の下段、1番左>
私はいつも好きなものを食べるだけなのですが、結果的に出世を願う料理をたくさん食べています。笑
最後に、ひとつだけおもしろい形の食材を紹介しますね!
「クワイ」という食材で、芽(め)が出ることから出世を願うものです。
ちょっと難しい話になってしまいましたが
興味のある人はぜひレッスンで、おせち料理やお正月の料理についてお話しましょう!
もっとわかりやすく、そして詳しくお話できるかなーと思います(*^^)