1月も中旬(ちゅうじゅん)になりましたが、日本のお正月について
みなさんに伝えたいことがまだまだあります!
ということで、今日のお話は「祝い箸(いわいばし)」についてです。
日本人でないとわからないかもしれませんが…いつも使う箸とは違うんです。
~何がちがうの(゜-゜)?~
①この箸は約24cmあって、普段使っている箸より長い。
②箸の先が両方とも細くなっている。
③「寿」と書かれた箸袋(はしぶくろ)に入っている。
※寿(ことぶき)…めでたいこと
④見た目は使い捨ての割り箸に似ていますが、決まった期間使い続ける。
※割り箸(わりばし)…使い捨ての箸のこと。家で使う箸とは違う。
~なぜ、これを使うの(゜-゜)?~
昔は「寸(すん)」という単位で長さを表していたのですが、この箸は「八寸」あります。
「八」という漢数字(かんすうじ)を見ると、上が狭(せま)くて、下が広いですよね?
こういうことを「末広がり(すえひろがり)」と言い、とても縁起がいいと考えられています。
そのため、お正月のおめでたい時にはこの箸を使うのです。
~なぜ、両方の先が細いの(゜-゜)?~
片方(かたほう)は神様が使い、片方は人間が使うから。
ここにも書きましたが、お正月に食べる「おせち料理」は神様へのお供え物(そなえもの)。
だから、神様と一緒に食事をしてお祝いしようという考えで作られたものなのです。
両方使えるからという理由で、反対側(はんたいがわ)を取り箸として使ってはいけないのですが、このことを知らず、そういう使い方をしている現代人が多いかもしれません。
※取り箸(とりばし)…一枚のお皿に全員分の料理がのっている場合に、
自分の分を取るために使う箸のこと
~どれくらい使うの(゜-゜)?~
「松の内」の間は、洗って使い続けます。
※松の内(まつのうち)…門松を飾(かざ)る期間のこと。1月7日頃まで。
※門松(かどまつ)…お正月の飾りのこと↓
箸だけでも、いろいろなマナーや種類があるのが日本。
昔のようにしっかり守っている人・知っている人は少なくなっていると思いますけどね…。
*おしらせ*
1月18日(水)まで使える50%offクーポンをみなさんにプレゼント!
ぜひ、気軽にレッスンを受けてみてくださいね♪
みなさんとお話できるのを楽しみにしています(*^^)/