안녕하세요?
韓国語のわかる日本人と話していると、会話の中に韓国語が混ざってしまうということが多々あります。(もちろん他の言語のバイリンガルの人もそうでしょう。)
たとえば私が学生時代によくあった会話は
「試験よく見た?」
「いや全然、망했다から재수강だわ」
といった会話です。
「テスト」でなく「試験」と言うあたりも韓国語っぽいですが、
もちろん「よく見た?」も韓国語の(시험을)잘보다から来ています。
そこで、タイトルの「読む합시다」という言い方、みなさん的にアリでしょうか。
この「日本語+하다」もしくは「韓国語+する」という切り替えは、
在日1世と在日韓国人留学生の言語使用によく見られる現象で、日韓バイリンガルの帰国子女には見られないんだそうです。
たとえば「日本語+하다」の例としては
・あの人はかっこいい하니까당연히여자친구가있겠지.(あの人はかっこいいから当然彼女がいるでしょう。)
・めんどうくさい하지만해야지.(めんどくさいけどしなきゃ。)
「韓国語+する」の例としては
빨리만들어しないからこうなるんだ。(早く作らないからこうなるんだ。)
숙제してから行きなさい。(宿題してから行きなさい。)
など。
みなさんはこういう言い方しますか?
私は「日本語+하다」のような言い方はしたことがなく、「韓国語+する」も「숙제する」のように「韓国語名詞+する」の形は使うこともありますが「만들어する」のように「動詞活用形+する」という言い方は想像もできなかったです。
最近バイリンガルや多言語話者の言語使用について本や論文を読んでいますが、なかなか面白く興味深いです。興味を持たれた方、レッスンで語り合いましょう。
ところでタイトルの「ノンフィクション」ですが、夏は本来ならホラー小説を読むところなんですが、今年の夏はロシアで寮生活なのであまり怖い話はやめよう・・・ということでこの夏のテーマはノンフィクションにしました。
<我的オススメノンフィクション※以前紹介したものとかぶっているものもあります>
・ナグネ 中国朝鮮族の友と日本/最相葉月
朝鮮族に興味のある方、簡単に読めるのでおすすめ。
・北朝鮮難民/石丸次郎
やや古いですが脱北者問題の入門書として。
・生きるための選択/パク ヨンミ
脱北者自身が書いた手記ですが、脱北者も色々なパターン・背景があるので、色々な人の手記を読み比べると面白いです。
・未来国家ブータン/高野秀行
この人の文章は面白いですが、この本をきっかけにブータンについて色々調べたらブータンって思いのほか闇が深くて「ブータン=幸せの国」のイメージが一気に崩れました。
・コリアン世界の旅/野村進
在日も本当に色々です。
・殺人犯はそこにいる/清水潔
もう何も信用できない。
・日本の路地を旅する/上原善広
部落問題をメインとして書いている人ですが、この人の本は他の本も面白いです。
ナグネを読み返して最相葉月さんの他の本にも興味がわいたので(そもそもこの人は朝鮮半島を専門に書いている人ではない)しばらくは彼女の著作を漁ろうと思っていますが、
他にオススメのノンフィクションがあったら是非教えてください。
(ちなみに写真は最近発見したベトナム料理屋のブンの写真ですが、この店美味しすぎて2日連続で行ってしまいました。明日も行くことになると思います。そして明後日も・・・)
以上イムニダ。
カムサハムニダ!