もうすぐ七夕ですね。
うちの子、うんてんしゅさんになりたいらしいです(笑)
さて、
「計算でよくミスをする」
「ノートの書き方も指導して欲しい」
というリクエストをいただくことがよくあります。その際、気をつけたい大事なことは2つあるのかなと思います。今回はその1つめをお話します。それは、
お子さんの個性や能力によって最適な計算方法がある
ということです。
たとえば、数学が得意な生徒さんは、頭のなかで計算がある程度できてしまうので、やたらと途中式を書くと逆に時間のロスになってしまうことがあります。そういうお子さんはたとえばこんな風に書いてOKです。
33+(5-3)×(24−20)=33+8=41
一方、頭のなかで計算できないから途中式を書かないとミスしてしまうのに、書かないから途中で計算を間違えてしまう、というケースもあります。そういうお子さんはこんな風に書いた方がいいでしょう。
33+(5-3)×(24−20)=33+2×4=33+8=41
ただ、「計算が苦手」とご相談に来るお子さんで圧倒的に多いのは後者です。
基本的には数学・算数は「答えを正確に出せるか」が重要ですので、無駄なプロセスは必要ありません。しかし、お子さんにとって必要なプロセスはあるはずです。
計算ミスをなくすには、実際にお子さんがどんなプロセスで計算しているのかを見てあげて、お子さんの能力を踏まえながら、きっちり書かなければいけない部分と、省略していい部分とを見極めてあげる、ということが必要です。
2つめはまた次回。