アニョハセヨ エブリワン。
モスクワリベンジの話の前に、灼熱のモスクワウォーカーの日に唯一立ち寄った名所を思い出したのでご紹介。
それは赤の広場にある歴史博物館。
博物館・・・立派すぎやしませんか?
日本の博物館こんなカラフルじゃないし天井に絵も描いてないですよね・・・?
ていうか天井にこんな絵どうやって描いたの?
博物館は見るものがたくさんあって、歴史好きにはたまらなかったんでしょうが、
世界史の知識がほぼない私は何を見ても「へーすごい(棒読み)」しか感想が出てこなかったです。
基礎知識って大事。
プログラム参加者の中に私以外にも世界史に興味がないと思しき人たちがいて、展示室に入るたびに「うわーまだこんなに見るものある(←喜びではなく嘆き)」と言いながら、後半は何も見ずにベンチでぐったりしていました。何この無意味なプログラム。
この後赤の広場の近くの芝生(立ち入り禁止って思いっきり書いてたけど当たり前のように誰も守っていなかった)に連れて行かれ、
「ランチタイム」と言ってロシア人たちは持参したお弁当のようなものを広げていましたが、
てっきり食事はどこか店に入ると思っていた我々は食べるものもなく、仕方なく激混みのマックに駆け込みました。
安定のマクドナルド。ロシアで食べたものの中で一番美味しかった気がする。
でもモスクワまで来てマクドナルドを食べる意味・・・
今回のロシア滞在中、弁当持参で参加しなければならない行事がいくつかありましたが、
弁当といっても日本のようにスーパーやコンビニできちんとした食べ物が買える状況にない国で、
そもそも弁当文化じゃない国で、どうして「弁当持参」になるのかが不思議でたまらなかったです。
多分ロシアだけじゃなく西洋の「弁当」ってサンドイッチと果物、とかパンとチーズ、とか至極簡単なものが普通なんでしょうけど、
ロシア人の「弁当」はカロリーメイトみたいな栄養系スナック1本、とか、バナナ1本、とか、「食」に対するやる気が全く感じられなくて、「食」を大事にする韓国に住んでいた身としては(というか私自身食べることがめちゃくちゃ好きで「食」が人生において重要なウェイトを占めているので)腹立たしかったです。
ロシア人、もっと「食」に関してやる気出してほしい。
<モスクワの乗り物が近代的でたまげた話>
「地球の歩き方」にはバスや地下鉄の乗り方に関する説明が詳細に載っていますが、私が滞在していた街では全くもって役に立たない情報で、モスクワに行った時にやっと活用することができました。
そもそも私が滞在していた街には地下鉄なんてものはなく、
バスも、地球の歩き方によれば韓国の交通カードみたいなものを買って乗る時にカードをタッチするとか書いてありましたが、私の滞在先のバスはそんな近代的なシステムじゃなかったです。
「ソ連時代から使ってます」と言わんばかりの古くて汚いバスには賃金を回収するおばさんが乗っており、毎回そのおばさんに直接お金を手渡していました。
もしくはワゴン車に毛の生えたような、自己申告しないと降ろしてもらえない乗り合いバス・・・
モスクワのバスは電光掲示板(?)付なうえカードも使えて「文明とはこのことか」と思いました。首都はやはり違う。
ちなみに地下鉄の方は、よく映像や写真で見る平壌の地下鉄・駅にそっくりでテンション上がりました。感じる社会主義感。
この深すぎる駅。長いエスカレーター。薄暗い構内。めっちゃ平壌じゃありませんか?
ホームも薄暗くて平壌っぽい。そして不思議な構造。
地下鉄の中が明るいのは平壌と違う・・・
ちなみに地下鉄や構内での撮影は原則禁止らしいのですが、地球の歩き方(だったか別のガイドブックに)「観光客が記念で撮る分には問題ない」と書いてあったのでその文章を信じて撮りました。もしダメだったらイズビニーチェ パジャールスタ。
それでは次回モスクワリベンジをお送りします。