旦那さんがお小遣い制の世帯は全体の7割くらい、相場は3万円と言われています。月給の1割くらいですが、中には極端に少ない旦那さんもいるようです。
しかし、お小遣いが少ない旦那さんは出世しないという話もあります。ここでは、旦那さんのお小遣いを増やすことについてお話ししましょう。
1.なぜ、お小遣いが少ない旦那さんは出世しないのか
お小遣いが少ないと、なかなか飲み会にも参加できません。奥さんから見ると、たかが飲み会でも、サラリーマン社会から見ると、されど飲み会です。飲み会を、同僚と愚痴を言う場ではなく、力を持っている人に顔を売る場と考えるといかがでしょうか。人とのつながり、情報は出世に大きな影響を与えます。経営者、個人事業主が異業種交流会に参加するように、飲み会は社交の場でもあるのです。
2.奥さんが家計を旦那さんに任せない理由
にもかかわらず、なぜお小遣いの少ない世帯が多いのでしょうか。
以下のような理由が挙げられています。
1)旦那さんが浪費家
旦那さんにお金を持たせると、あればあるだけ使ってしまうので、やむを得ず。
2)節約する明確な目的がある
家を建てたい、子供の教育費を貯めなければいけないなど目標があるので、節約できるところは節約している
3)旦那さんが押し付けてきた
お小遣い制にしたかったわけではないが、旦那さんの方から管理してほしいと言われ
た
そして、このような理由がないにもかかわらず「旦那さんに家計を任せたら?」と言われた時、任せられないと感じでいたら、もしかしたら、奥さんの方が浪費家かもしれません。「自分が自由になるお金が減ってしまう」と感じているのです。
みなさん、ぜひ一度、旦那さんに家計を任せてみませんか。こんなメリットもあります。
3.旦那さんに家計を管理させるメリット
1)モチベーションが上がる
奥さんに毎月の生活費を渡し、貯金も確保し、残ったお金は自分の分という方法にすると、旦那さんは稼げば稼ぐだけ自分のお小遣いが増えますので、仕事に対するモチベーションが上がります。
2)貯蓄が増える
普段会社でコスパ意識をたたき込まれている旦那さんは、もしかしたら家計でもすごい才能を発揮するかもしれません。
3)家計について共有できる
仮に、旦那さんが才能を発揮しなかったとしても、自分が普段どれだけ大変な思いをしてやりくりしているのかわかってもらえたり、あるいは二人で共有することで新たな改善ポイントが見つかるかもしれません。
どうしてもうまくいかない場合は、また奥さんが家計を預かればいいのです。
大事なことは、二人で家計について考えるということです。二人にとって一番いい方法をすり合わせていくことが、貯蓄アップ・お小遣いアップに繋がっていきます。
二人の話し合いで解決しない場合は、専門家に相談してみましょう。