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Cafetalk Tutor's Column

Spiritual Counselor Keiko 講師のコラム

怒りの静め方―空気が乾いてくると怒りが頭をもたげてきますースピリチュアルライフマガジン生き方編13

2018年1月15日

怒りの静め方―空気が乾いてくると怒りが頭をもたげてきますースピリチュアルライフマガジン生き方編13

感情には重力がある・怒りは重いのです

  あなたのなかに眠りつづける怒り。気づいているものも、知らずに抱えてしまっているものも、人は多くを抱えて生きているのです。人生の変化の風にのれない理由の多くは「感情の重さ」です。マイナスの感情は、あなたを古い木の切り株に結びつけて、未来へ進んでいこうとする気持ちを、縛ってしまいます。恐さからうずくまり、見ないようにしてしまう。でも、手放すときがあるのです。

 荒々しい感情が目をさますときは魂が生まれ変わる時

 眠っていた荒々しい感情が眼を覚ますとき、それは、あなたの新年。魂が生まれ変わるとき。雷が去ったあとの空に虹が立つように、七色の変化が呼びさまされて、あなたの可能性が空に描かれます。

 ゆだねるのです。あなたのいのちの長さも、重さも、今まであなたが握っていたはずのいのちを手放したとき、世界は生まれ変わります。みたこともない美しさで風にゆれる「あなた」を見ることがあるのです。悲しみのなかで、孤独のなかで、いのちから遠ざかったと思うときに、いのちはふたたびあなたの手のなかに返されるのです。風を聴いて、風と共に、風になるとき。

怒りを愛するためのマリアメッセージ 声に出してゆっくり読んでみましょう。 あなたの声をていねいに聴く「傾聴」をおぼえましょう。他者の声をていねいに聴くことができるようになります。

怒りの子どもを愛する Maria Healing Message

悲しみがひとつ生まれると
あなたは
怒りの種をひとつぶ受けとる

涙を我慢すると 
あなたは
怒りの種を一つ増やす

心を表すことは 時に怖く
言葉を伝えることは 時に苦しい

自由への羽をひらけないまま
暗闇にひとりいて
膝を抱える

「認めてください
わかってください
私はここにいます」

のみこんだ言葉たち
暗闇を食べて 熱を作り
種は育てられ
やがて芽を出す

ある日 見たこともない花が咲いたら
あなたの怒りは泣いています
あなたの怒りは発熱しています

怒りはあなたの小さな子ども
涙のとめかたを知らない子ども

温かな手を伸ばして
あなたの怒りにそっと触れてみてください
小さな痩せた肩
渇ききったさみしい心

言葉はいりません

水を送りましょう
怒りの子どものくちびるにふれ
あなたの口から
子どものくちびるへ
清らかな水を送りましょう

宇宙の水の倉は開かれ
水は豊かに送られます

他の誰でもない あなたに
怒りの子どもは 認めてほしかったのです
喉が渇いていることを
知ってほしかったのです

水を送りつづけましょう

満たされたとき
静けさが生まれてきます

水は怒りの子どもから
あなたへ流れこみ
あなたから子どもへ
水は巡りはじめます

心を知ることは
傷みのそばにいること
ただ黙って ただあるということ

あなたが子どもであり
子どもがあなたであるように

あなたをいたわる
怒りをいたわる
悲しみを抱く

あなたの怒りをいたわり、ハグしましょう。あなたの怒りを愛することができなければ、他者のへの怒りを許すことができません。あなたの心の奥深くに、いつも流れている清らかな川があります。他の人をいたわり、他の人の悲しみをわかちあい、自分のように愛する気持ちを思い出させてくれる聖なる川。その川を忘れないでください。怒りからあなたと他者を破壊の気持ちへ導かないでください。慈しむー他の人と自分自身をいたわり、深い愛で愛する気持ちから遠ざかることがありませんように。聖性の川は誰の心にも流れています。あなたの心にも愛と慈しみを忘れないでください。怒りは愛されることを知って、他者の怒りを許すことができるからです。

 

スピリチュアルレッスン60分では「怒りの静め方」を呼吸法・アファメーション(自分を肯定する言葉)で、おこなっています。どうしても怒りの気持ちがしずめられないときーそんなときがありますね。理性で静めるのではなく、体ごと自然体で静めていきましょう。スピリチュアルレッスンにてお待ちしています。

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スピリチュアルカウンセラーKeiko

本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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