私は16歳の時にアメリカのコロラド州とワシントン州へ計10ヶ月間交換留学をし、日本の高校を卒業後、オーストラリアのメルボルンの大学に進学しました。
父は私の留学に反対するとわかっていたので、父にきちんと相談する前に留学団体の試験を受け、合格した後「試験受かったので行かせて頂きます!」と事後報告し、半無理矢理父を説得し、留学を決めました。
生まれて初めての海外であるコロラドの空港に到着し、空港からホストファミリーが待つ場所まで乗ったバスから見たアメリカの空の広さは、今でも脳裏に焼き付いています。
あの日からもう十数年経ちましたが、今思えば、あの時の自分程、自分の決断に迷いが無かったことは無い気がします。
アメリカでお世話になったホストファミリーは、私が知る人達の中で一番家族思いで、私欲のない、本当に心温かい人達でした。言葉もまともに喋れない、得体の知れない日本人の女子高生を約1年間受け入れ、家族同様接してくれて…こんなに親切な人達が世の中にいるのか〜と、今思い返しても感謝の気持ちで一杯です。
始めの頃は友達が出来ず、泣くばかりの辛い毎日でした。しかし、心優しいクラスメートに救われ、友人が出来、陸上の州大会にリレーの選手として出場させてもらったり、ホストマザーにプロム用のドレスを作ってもらったり、学校生活最後の日には、全校生徒の前でスピーチをする機会も与えて貰いました。(あの頃の私の英語力で、一体どれだけの人が内容を理解してくれたかは定かではありませんが…汗 若さと勢いでやりきりましたよ。)
それからオーストラリアの大学に進学し、在学中は寮に住んだりシェアハウスに滞在したのですが、ここでは世界中から集まった人達と泣いたり笑ったり酔いつぶれたり、本当に楽しくて刺激的な毎日でした。言葉や文化、宗教の違いは"壁"ではなく"個性"として受け入れ、みんなとても仲良くしていました。友人達をざっと思い浮かべると、オーストラリア人、マレーシア人、シンガポール人、インドネシア人、韓国人、台湾人、中国人、ブータン人、フランス人、イタリア人、ギリシャ人、マルタ人、モーリシャス人、イギリス人、デンマーク人、キプロス人、トルコ人、ガーナ人、ロシア人、アメリカ人、メキシコ人、コロンビア人… ここでも出会ったのは親切な人ばかりでした。
当然のことながら留学はお金も時間もかかりますし、留学なんてしなくても、日本でも学びの多い経験を得ることが出来ます。しかも今はCafetalkのような場、家にいながら世界中の人とつながることも出来ます。でも、実際に外に出て経験してみないと実感出来ないこともあると思います。
留学してみたい気もするけど不安… ふんぎりがつかない…という方、私の経験から言わせて頂けるのであれば、チャンスがあれるのであれば挑戦してみることをお勧めします!
ちなみに、生徒さんの一人で、今年の夏、アメリカに小学生の娘さん達と親子留学をされる方がいらっしゃいます。親子留学をすることになった経緯や、準備の様子を"小学生と行く!親子で短期ホームスティ"というブログに綴っていらっしゃるので、興味がある方は是非ご覧になってみてください。
P.S., 講師用Facebookのページを作って頂きました。せっかく作ってもらったのですが、見に来てくれる人が少なくて、若干寂しい感じになってます(笑)。これから色々とシェアしていくので、こちらも是非覗いてみてください♪
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