日本はそろそろ梅雨です。
今年も乾燥剤をケースに入れる季節になりました。
残念なことに(?)ヴァイオリンはあちこち狂っていても弦が張ってあれば とりあえず音が出てしまいます。
でも、曲がった鉛筆、毛の抜けた筆、車検を通ってない車・・・こういうものを使うとどうなるでしょうか?
ネックが下がったり、指板が曲がってしまったり、駒がねじれてしまったり・・・挙げればきりがありませんが 、自分の楽器で演奏する人は、その楽器を適切に健康管理することも実力のうちです。
指板が曲がったり、駒がずれていては、音程が合わないのも当たり前です。
もしそれで音程が合うならば、テクニックが狂っています。
魂柱もそうです。
正しい長さで正しい場所に立ててなければ、どんなに練習しても音はのびません。
ほとんどの場合、その場しのぎの修理や調整でなおざりにされがちです。
不安な人は必ず、信頼できる職人さんを紹介してもらいましょう。