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IT化が最も進んでいる国

Jun 5, 2018

エストニア共和国という国をご存知でしょうか?
世界で最もIT化進んでいる国として有名な、この国についてお話ししたいと思います。

エストニアは、北欧にある小さな国です。
面積は4万5千平方キロメートル(九州より少し大きいくらい)、人口は134万人(沖縄県くらい)で、なだらかな地形が特徴です。

首都はタリン、公用語はエストニア語です。季節がハッキリしていますが、日本よりもかなり寒いです。夏は23時くらいまで太陽が沈みません。

この国は、非常にIT化が進んでいます。

  • 全国民にID番号が発行されていて、15歳以上のほとんどの国民はIDカードを所持している。
  • IDカードを使って、世界中のどこからでも様々な行政サービス(行政サービス全体の99%)を受けることが出来る。
  • IDカードの機能がSIMカードに内蔵されたスマートフォンを使うことも出来る。
  • 電子署名による電子契約が「当たり前」として受け入れられており、一般的な商業契約のほとんどは電子的に行われる。
  • 「全ての国民がネットに接続できること」が「社会的な権利」とされており、公共施設ではフリーWiFiが使える。
  • インタネット経由で医師の問診、処方箋の発行までしてくれる。
  • 議員は、インターネットで議会出席できる
  • 国民は、IDカードを使って、世界中のどこからでも投票できる。

ITで出来るようになる、といわれていたけど他の国では難しかったことが、エストニアではちゃんと実現されているのです。

ここまで徹底したIT化がされた背景として、国家的な戦略がありました。

  • ソ連から独立したときには社会的な仕組みが何も無かったので、従来の仕組みを壊す必要がなかった。
  • 長く厳しい冬があるので、家の中で色々なことが出来るというのは、国民に受け入れられやすかった。

日本はエストニアのように家から出たくなくなるような厳しい冬はありませんが、これから社会全体の高齢化が進んでいきます。
エストニアのような国から学べることは多そうですね。

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