「クソッ!!」が大事
Понедельник, 25 Июнь 2018 r. 00:43
練習は地味に、リハビリのようにしないといけない、と自分は教わってきました。
特にヴァイオリンの場合、できないことがあればほぼ原因はフォームですから、
はっきりいってしまえば「今まで8割でできたこと」、「その技術」を捨てることが必要です。
「今これだけ弾けるもん!」というプライドを捨てないといけません。
指と弦が当たる角度も、
右手の持ち方も、...変えたらそれはもちろん最初は弾きにくいです。
でも、5合目で行き止まりの道より、頂上までいける道の方がいいですよね。
登り直すってことです。
そして、どんなに地味に練習しても「いつも完璧」にはいきません。
その練習時間でも間違えた時に「えへ」ではなくて「クソッ」という表情をする子どもの方が次のレッスンまでの変化が大きい気がします。
「クソッ」と思えるのは「こう弾きたい」、「こうしたい」というのがハッキリあるからなんだろうと思います。
寝て起きたら楽譜が簡単になっていたり、ヴァイオリンが小さくなったりするわけではないので(苦笑)自分を変えることでしか進歩はないんですね。
自分もいまフォームを見直していて、今月はレッスンの時以外エチュードと音階ばかりです。
歳を取ってくると「クソッ」が「うーーむ」になってきてしまうので若々しく頑張りたいところです。
This column was published by the author in their personal capacity.
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