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Cafetalk Tutor's Column

Tutor Lemongrass KIYO 's Column

タイの少年たちに祈りを込めて

Jul 8, 2018

こんにちは。
上級メンタル心理カウンセラー&マインドフルネススペシャリストの
Lemongrass KIYOです。
 
今、国内でも大雨による大惨事が起き、
その映像を見るだけで、
心が辛くなりますよね。
しかし、辛いのは当事者の皆さまなので、
心から、一日も早い復興、そして安否の分からない方の無事を
祈ります。
 
それよりも少し前、
タイの洞窟で少年たちが行方不明になり、
現在、その救出活動に世界中が協力し、注目しているという
ニュースが流れていますよね。
 
たまたま唯一の大人である、コーチが、元僧侶ということで、
子供達に、瞑想を進めているとの話を聞きました。
 
今回はマインドフルネスでも関係のある、瞑想について
お話したいと思います。
 
もちろん、コーチは元僧侶ですので、
宗教色の強い瞑想かと思いますが、
マインドフルネスの瞑想も根幹は同じになります。
 
なぜ、こうした危機的状況に瞑想が良いのか。
その理由は個人的には3つあると思います。
 
①宗教的瞑想の多くは体を動かさず、座位もしくは伏臥位で行うので、
カロリー消費が少なく、時間を費やすことが出来る。
 
②瞑想をすることによって、脳のエネルギー消費が抑えられ、体力を温存することが出来る。
 
③瞑想によって、不安による脳のエネルギー消費、精神的ダメージを抑えることが出来る。
 
①については、説明がなくても、ご理解いただけるかと思います。
②と③については、少し説明をさせていただきます。
 
まず、人間の体でエネルギー消費率の高い部位、臓器はどこだか、ご存知でしょうか?
1番は骨格筋で22%
2番は肝臓で21%
3番は脳で20%
と言われています。
 
そうなのです、意外に脳はエネルギーを消費する臓器なのです。
物事を考えたり、体を動かしたりする指令をだしたり、そういったことで
エネルギーを消費します。
 
そして、マルチタスクな状態、悩みに陥って心が迷っている状態、あれこれ考えている状態は「マインドフルネス」の逆の言葉で「マインドワンダリング(心が迷っている)」
呼ばれます。
こうした状態の時は、脳のエネルギーの6~8割がその「もやもや」にある意味
無駄に使用されてしまうと言われています。
 
瞑想によって、心がある程度、落ち着いている状態の時の方が、
脳でのエネルギーの消費が抑えられるという訳です。
 
そして③についてですが、人間は不安な状態にあると、脳のエネルギー消費は高まり、
心はダメージを受け、そして体にもストレスサインが表れてしまうものです。
 
瞑想は、不安を受け入れる手助けにもなります。
そして、今、自分が置かれている状況を客観的に受け入れることにもなります。
状態を受け入れるということは、後のトラウマを軽減する事にも役立つと思います。
 
とはいえ、非常に過酷な環境な中にいる彼らが、どれほど、瞑想によって、
心の不安が軽減しているのかは、軽々しくは言えません。
 
しかし、データとして、瞑想を続けると、
脳の不安を感じる「扁桃体」という部分が小さくなるというデータがあります。
 
ただ、データや所説をならべて、
元僧侶のコーチがいて、瞑想をしているから、
彼らは大丈夫。
なんて、安易なことは決して思いません。
非常に過酷で、私からは想像もつかない極限の環境で、
生き延びていてくれているのだと思います。
 
私は、
ただただ、彼らが一日も早く地上に出て、
家族と再会し、
また、サッカーが出来る日が来ることを
祈っております。
 

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