Michele Tutor Interview
- Q. Michele先生、こんにちは!自己紹介をお願いします。
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A. みなさん、こんにちは!ミケーレです。普段日本人から、三毛と呼ばれています。ミラノで産まれ育ち、子供頃から日本に興味があって、大学で日本語を勉強しました。日本への留学をきっかけに、東京で仕事のチャンスに恵まれ、元々の3年の留学の予定が、4年間の滞在になりました。2012年に帰国して今イタリア語教師と翻訳者として働いています。
- Q. 日本語がとてもお上手ですね!日本でも働いていたそうですが、日本語の勉強はいつからしていますか?
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A. 日本に興味があったので、高校生の頃から自分で日本語の勉強してみました。いつから真剣に勉強し始めたと聞かれたら、だいたい8年前からです。最初ミラノの大学で3年間、その後東京で半年ぐらい留学することが出来、日本語の能力を磨きました。因みにずっと日本語を学んでいたという訳ではなくて、日本にいたときに毎日の生活で吸収していました。元々言語の勉強が好きだったのですが、日本語は独特な言語だと思うので、難しくても楽しんでいます。僕にとっては言語の学習は生涯続くので今年初めて日本語検定の1級を受けてみようと思います。試験に受かるかどうか分かりませんがとりあえず頑張りま~す。
- Q. プロフィールにアニメの影響で日本の文化に興味を持ったとありますが、実際に日本に住んでみて、驚いた事や感動した事などありましたか?
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A. 一番驚いたことは日本人の細かな注意です。仕事とサービスはもちろん、日常生活のこと至るまでみんながちゃんとしています。その上、素晴らしい市民感覚を加えれば日本はちゃんと機能している国だと思います。電車が時間通り到着するし、完璧な郵便のサービスがあるし、24時間営業のコンビニもあるし、安全にどこでも行けるし、色々な例を挙げげることができます。…ということでテキトウなイタリアに比べて、日本は住みやすい国だと思います。感動と言えばなんでしょうかな。弘前城の公園に花見に行ったときに、風で散らされた桜の花びらのイメージが忘れられません。美しい限りです。
- Q. 現在はイタリアのミラノにお住まいとのことですが、ミラノの街について教えてください。
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A. ミラノはイタリアの二番目の大きな町ですが、観光地はあまりなく、商業の都市と言われています。ヨーロッパの一番大きい見本市会場があって、一年中有名なファッションとデザインをはじめとした色々なイベントが行われているので、だいたい大部分の旅行者はビジネスかショッピングのために来ます。さらにミラノは2015年の万博の開催都市として選ばれているので、最近万博の準備工事のため、めきめきと近代化されています。全く観光地がないという訳ではなく、一番有名なところは大聖堂とレオナルドの「最後の晩餐」をみることができます。僕の一番好きな場所はナビリオ運河の辺です。昔ながらの建物と雰囲気が残っているエリアですが、渋谷みたいな感じで若者が集まっているところになって毎晩にぎやかなところです。レオナルドダヴィンチよりプロジェクトされた運河に沿って、伝統的なレストランとかアーティストのスタジオとか、飲み屋さんとかあります。ここでアペリティーヴォと言うミラノの特色な習慣を体験ことが出来ます。ミラノ人が仕事を終わってから同僚か友達と一緒に飲みに行きます。一杯のドリンクで(10ユーロぐらい)食べ放題の利用が出来るのでやはり「アペ」は大人気です。
- Q. 先生のレッスンの特徴はなんでしょう?おすすめのポイントを教えてください。
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A. イタリア語は文法は大切ですが、文法だけでは話せるようになりません。コミュニケーションを取れるように、毎日の具体的なシチュエーションから始めれば自然に言語が身につくと思います。積極的に言語を使うと、生徒は退屈しないし勉強されたことは覚えやすくなります。
- Q. スト対策から、翻訳・添削レッスンまで様々なレッスンをお持ちですね。イタリア語初級者は、まずどのレッスンから始めればいいですか?
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A. ビギナーのイタリア語のコースは初級のレベルの方向けのコースなのでお勧めです。ちゃんと教科書を使って勉強を進めたほうがいいですが、教科書を使うと言っても、柔軟に他の教材を利用して面白いイタリアの文化のところも説明したいと思います。教科書に載っていないことも教えるので、イタリアでも困らないよう、イタリア語を喋れるようになります。
- Q.最後にカフェトークの生徒へメッセージをどうぞ!
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みなさん、僕のレッスンに興味をもってくれてありがとうございます。本当にとても嬉しく思います。これからも楽しんでイタリア語と、イタリアについてのことを教えていきたいと思いま~す♪