Nqtsumi.A 講師のプロフィール
はじめまして。Nqtsumi.Aです。
なつみと呼んでください。
私と文法大雑把な性格で、緻密なフランス語文法を使いこなすのに苦労しております。ゆるゆると勉強したことが災いしてか、幸いしてか、今日に至ってもなおフランス語を勉強し続けております。「心おきなくフランス語から遠ざかる」(蓮實)ために文法の理解を重視していますが、残念ながらそれは本人が最も不得意としているものです。レッスンではなるべく正確な文法指導ができるよう努めますが、生徒様と共に学ぶというスタンスをもっておりますので、寛大に見守っていただけますと幸せます。
私のレッスンフランス語を学んで、フランス人の友達ができたらいいなというぼんやりした目標をもっています。そのためレッスンは、生徒様がフランス語話者と関わる場面を想定して作られています。各レッスンの目的としては、フランス語で、自分自身について説明できること、自分の意見を伝えられること、またその前段階として自分の意見をもつことを中心に設定しています。
また、私は日記やバレットジャーナルの信奉者であり、実践者なので、これらの要素をレッスンで使用する教材にちりばめているつもりです。
終わりに「われわれが外国語を学ぶ唯一の目的は、日本語を母語とはしていない人びとと喧嘩することである。大学生たるもの、国際親善などという美辞麗句に、間違ってもだまされてはならなぬ」という蓮實重彦先生の言葉にはたいそうはっとさせられました。なぜなら、これはまさに私の目標「友人を作る」に相反するものに感じられたからです。しかし同時に、私は思います。喧嘩できるほどの友人がもてたらどれほどいいだろう、と。文化も言語も違う友達と、心置きなく議論ができるなんてどれほどすてきだろう、と。私はフランス語がこのような夢を現実に変えることができる魔法の杖であると感じています。フランス語を学ぶ過程で、多くの疑問に身をさらし、意見を交わし、違う見方との対立を恐れない姿勢を得られると確信しています。
私のフランス語歴
薄青紫色はフランス語学習にやる気がもてなかった時期。
サーモン色はフランス滞在時期。
参考文献蓮實重彦「フランス語の余白に」朝日出版社(2018)
***ucroquis