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数学と物理を主に化学や中学理科、また英語と算数も教えています。専門は物理学(理論)です。
海外で長く研究生活を送った後に帰国し、地方の国立大学で教鞭をとりました。定年を迎え、現在は若い人々とともに勉強する生活を楽しんでいます。
理系の科目は、体系的に学習することで、本来の楽しさが生まれます。正しい順序で積み上げることではじめて、次の理解が可能になり、一つずつ新しい世界が見えてきます。正攻法の学習の面白さ、効率の良さを、体験して頂きたいと思っています。
★ 長い指導歴
大学に在職中は講義と研究室での学生指導でしたが、大学院時代には中高生を教えていました。現在は小学生から大学生・社会人まで、様々なレッスンをお引き受けしています。最近ではインターナショナルスクールや海外在住の生徒さんからの依頼が増えました。英語でのレッスンにも応じています。
★ 理解を共有するコミュニケーション
「教える・教わる」という行為は、人間のコミュニケーションの原点です。互に理解を共有することが目的です。
日本の伝統的な教育は「習うより慣れろ」という方式が主流でした。私の子供のころは「ザルで何度も水を掬うように学びなさい」と仰る先生もおられました。しかし理解を共有するためには、ザルで水を掬う方式はNGです。
しっかりしたコミュニケーションによって、小さくても柄杓で、漏らさず、こぼさないように受け取る・・・共同研究のように、互いに理解を確認し合う・・・そうしているうちに柄杓もだんだん大きくなり、学習は面白く、能率良くなります。
★ 良好なオンライン環境
私は現在も、若い研究者と共同研究を継続しており、計算環境をオンラインで共有しつつ、大きめの黒板でリモートゼミを開催しています。この環境はオンラインレッスンにも最適です。
環境を活かすために、生徒さんにも見やすいモニターの使用(最小でもiPadサイズ)をお願いしています。SkypeでもZoomでも対応いたしますが、Skypeの方が解像度が高く、黒板の全体映像でも数式の細かい添え字まで見ることができます。
★ 受験生、とくに大学受験生の皆さんへ
最近は大学に折角合格しても、卒業に至らない学生さんが非常に多くなりました。これは殆どの場合、解法の手順を覚え込む受験生時代の学習習慣が原因しています。
大学側が求めているのは、基本になる概念を身に付け、根本的な仕組みを正しく理解している人々です。入学試験の問題も、そのような意図のもとに出題されています。入学後を見据えた本来の勉強が、入学試験の準備としても最適であることを忘れないで下さい。
★ 新規の生徒さんへのお願い
私は体系的な学習を奨励しているため、一定のサイクルでの定期的なレッスンを前提としています。そのため、新規の生徒さんにおかれましては、あらかじめ曜日・時間帯を決めておくことをお願いしています。
臨時の変更はもちろん可能ですが、初めての生徒さんは、事前にお問い合わせいただけると幸いです。
★ 保護者様へのお願い
レッスンの効果を上げるためには、講師と生徒さんの間のメッセージの往復が重要です。講師側からは黒板写真や課題ファイル、ヒントや補足説明、質問への対応など、生徒さん側からはノートのスキャンによる課題提出、添削後のファイルの受け取り、質問メールなど。
そのため、とくに中学生以上の生徒さんの場合は、生徒さん自身が直接これを行う環境を、整えて差し上げて下さい。ネット社会の今日、このような習慣は、学習の基本とも言えます。やり方は、講師が適宜アドバイスいたします。
★ その他の講師略歴
筑波大学附属駒場高等学校卒業
東京工業大学理学部卒業
日本学術振興会奨励研究員
京都大学基礎物理学研究所 湯川財団研究員
英国 East Anglia 大学 上席研究員(数学・物理学教室)
スイス Neuchatel 大学 客員研究員(物理学教室)
カナダ Queen's 大学客員教授(物理学教室)
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