カフェトーク講師コラム

今に目を向ける

「コロナ禍で先の見通しが全く立たない上に、計画してもそうなるかどうかもわからない。」日本人は「行動する前によく考え、計画し実行する」ことが好ましいという傾向がありますが、中国人は「思い立ったらやって...

目を向けるもの

コロナウイルスの影響で変化や我慢を余儀なくされ、先の見えない不安ややりたいことができない不満など、誰もが今ストレス過多の状態です。以前と今を比べ、「前は良かった」と思うことも多いかもしれません。そう...

病院へ行くのは弱さのしるし？

　うつ状態の悪化や死にたい気持ちに襲われて深刻な状態にもかかわらず、かたくなに病院へ行かない方がおられます。ご家族やご友人は、心配なのに本人が行動してくれず、無理に連れていくわけにもいかず途方に暮れ...

自分を信じること

自信を持つ、という3つのこと 　一つ目に、自分の能力を信じること。これは今までの成功経験などによって培われるものです。今までに「うまくいった」ことがあれば、「今回もうまくいく」と信じることができます...

人と違うことは悪いことじゃない

私は小さなころからいろんなことを疑問に思う子どもでした。でも、何かに関して自分の意見や疑問を言うことが、大人になるにつれて怖くなり、それと同時に発言することも少なくなりました。 　「あれがああなの...

呼吸法のススメ

新しい年になり、忙しい毎日が続いている方も多いのではないでしょうか。あわただしい毎日の中で、心身を緩め、リラックスさせる時間はとっても大切。それが一日たったの10分、15分でも、精神のリセット時間を...

考え方が及ぼす影響

　思考の歪みの中に、破局視というものがあります。これは他にありそうな可能性を考慮せず、未来を否定的に予測することです。 　例えば、下記のような経験は珍しくないかもしれません。 　明日予定されてい...

「先読みしない、深読みしない、気にしない」の三原則

　初対面で合ったある人から、突然「その服の色、好き？」と聞かれるとします。あなたの頭の中では、どんな考えが浮かびますか？ 　不安や心配は全てが「～かも」という予測や推測でできています。そうした予測...

色彩

モノクロの写真も美しいですが、人の目はどんなビデオカメラよりも高性能で、様々な色や明るさを見分けます。色彩は心理にもさまざまな影響を及ぼし、また大きく見えたり小さく見えるなどの効果もあります。自...

家族や友人が心の問題を抱えてしまったら

　誰もがストレスを抱える今、4人に1人は生涯のうちにうつ状態を経験する、と言われています。うつは決してめずらしいことではないのです。では、家族や友人がそういう状態になってしまった場合、どんなことに気...

実はマイナスな思考も役に立っているんです。

　マイナス思考というと、とても悪いイメージがありますね。ネガティブ、くよくよしている、後悔ばかりしている、そんなイメージでしょうか。しかし、人間が物事を捉える時、マイナスな思考とプラスな思考、実はど...

人間関係お役立ちコラム　言い争いになってしまったら

　友人、夫婦、親子、会社、学校など、人がいるならどこででも意見の相違は当然起こることであり、それがケンカに発展することがあるかもしれません。話し合いがヒートアップしてくると、自分の正しさや意見を徹底...

必ず道は開ける

「知恵を使い、こころざしを捨てず、ひたむきに汗を流せば、道は開ける。ひとが力を貸してくれる・・・・・」 　山本一力さんの小説、「だいこん」に出てくる主人公つばきが言う言葉です。 　以前の仕事場で...

ニュース報道とPTSD(外傷後ストレス障害）

　大きな事件や災害の場合、私たちはニュース報道を通して何度もそうした映像や画像をみることがあります。毎日毎日繰り返してみていると、一種のトランス状態に陥り、あえて自分から何度もそのショッキングな映像...

「怒り発作（アンガーアタック）」とは？

　突然怒りを爆発させ、大声を出したり身体を震わせて批判し怒りをあらわにする、そうした発作的な怒り方をしてしまうことが、怒り発作の症状です。本人も抑えることができず、突然怒りが湧き上がってきて爆発しま...

人の本性って？？

　普段は見ない誰かの嫌な部分を知った時、よくこんなことを言います。 「あの人の本性を見た」 　人の本性、つまりその人の本質を知るのは難しいことです。どうしても時間がかかります。私たちは人の嫌なと...

「すべき、しなければ」思考を変えてみよう

　責任感が強く、子どもの頃から誰かの面倒を見たり、しっかりしてきたお姉さん、お兄さんタイプの方は、「すべき、しなければ」思考に陥りがちです。 　その責任感の強さゆえ、思考の中心に「すべき、しなけれ...

スキマ時間でリラックス呼吸法

あわただしい毎日の中で、心身を緩め、リラックスさせる時間はとっても大切。気がつかないうちにストレスって溜まっていくものなんです。 でも、ついつい仕事のことややらなければいけないことばかり考えてしま...

自信とはちょっと違う、自尊心って何？

　自尊心とは、「自分の尊厳を意識・主張して、他人の干渉を受けないで品位を保とうとする心理や態度、プライドのこと」と広辞苑に載っています。なんだか難しいですね。 簡単に言うと、自尊心とは自分の正しい...

自尊心を取り戻せばきっと変わる。

　自尊心のない人がそれを取り戻すにはどうすればよいのか。カウンセラーの仕事をしながら、私の頭の中にはいつもその疑問がありました。 　たくさんの人とお話する中で、心の元気を取り戻すには、失ってしまっ...

同じ思いをしてほしくないから

一周年です！早いものですね～！！ 　二週間お休みをいただいている間に祝一周年のメールが届きました。明日（今日）からまたカウンセリングご予約受け付けますので、よろしくお願いいたします。今回プロバイダ...

非定型うつ病　とは？

　　多くの人が持つうつ病のイメージと異なる形のうつ病があります。それが「非定型うつ病」と呼ばれるものです。 非定型うつ病で現れる症状は、従来のうつ病のようにずっと落ち込んでいたり、不眠、食欲不振と...

ストレスへのキャパシティ（許容量）

　「最近なんだかイライラする」「小さなことに我慢ができなくなってきた」「いつも限界寸前のような気がする」 　そういう風に感じる事がありますか？もしかするとそれは、抑圧された感情が原因かもしれません...

カタルシス効果とカウンセリング

 簡単に言えばカタルシス効果とは、悲しみや苦しみを表現することで浄化されるという効果を指します。カウンセリングによって心がスッキリするのもカタルシス効果で、自分の状況や感情を言葉で表現する...

家族や友人を亡くした時

　大事な人を亡くすという経験は、心に大きな負担を与える経験です。その喪失感や絶望感からはとても立ち直れないように思えるかもしれません。時には何年もの間、全然元気がでないこともあります。悲しみのあまり...

自分を哀れんでいる時は前へ進めません

　世の中は不公平です。 温かい幸せな家庭で大事に何不自由なく育てられた子どももいれば、虐待や放棄など最悪な環境の中、生きるために必死だった子どももいます。そうした子どもたちが生きるために使ってきた...

あなたはなにも悪くない

　心に問題を抱えた時、「なぜ自分がこんな目に」「自分の何が悪いんだろう」と考えることがあります。 たいていの場合、あなたは何も悪くありません。むしろ、一生懸命だったからこそ、がんばりすぎたからこそ...

「すみません」を「ありがとう」に変えてポジティブに

　友人から、「日本人はよくすみませんと言う」と言われたことがあります。確かに、「すみません」という言葉は広範囲の意味を含み、とても便利な言葉です。お礼を言いたい時や申し訳ない時にも使いますし、ちょっ...

語学の習得

　今回のコラムはちょっといつもと話題を変えて、私の海外生活の一部分について書きたいと思います。 　私は今、中国に住んでいます。中国語を学ぶためにここに来て、約二年が経ちました。こちらに来たばか...

リストカットをやめるには

　リストカットをやめるには、どうしたらよいでしょうか。 　まず最初にできることは、自分をありのまま受け止めることです。「やめなければ」と過度に考え続けることは逆にストレスになりかねません。まず...