「愛が足りないんじゃない?」
「元々愛がないのに与えるものがないですよ」
先日マッサージのお店で働いていると、仲間がお客様からクレームをもらいました。
業界歴2年程の彼は時々クレームを貰う。
思ったよりも前向きに捉えられているのがみて取れたので、茶化し気味に大事な事を伝える。
少しずつ、少しずつだけれども成長を感じていた。
そんなやり取りを聞いていた最近入ってきた業界歴20年以上のセラピストがこういった。
「自分より大切な人と思ってやらないと」
そこから畳み掛けるように自分の考えを伝えていく。
頭がフリーズして、ドン引き気味の彼をよそに、
「○○さんはお客さんに入る時、いつもそう思ってやってるんですか?」
「はい!」
「大事ですよね〜」
人と人の肌が触れるマッサージの仕事は、まず最初に相手を思いやる事が大事だと私も思います。
ただ、
そういった心構えや目に見えない事に対し、少なからず抵抗がある人は必ずいて、技術から入って少しずつ育んでいってもいいと私は考えています。
仕事が終わり、
お家に帰ってきて湯船に浸かりながら、ふと一日の事を振り返る。
「元々愛がないか…」
その言葉を感じながらボーッとしていると、
いきなり頭が急にフル回転し出した。
愛がないから与えられない…
いや!違うな、
"与えないから愛に気づいてないだけだ”
パズルが枠にはまっていくように頭の中がどんどん整理されていく。
彼は以前、愛を与えるよりも愛が欲しいと話していた事がありました。
が、多分愛は貰ってる。
知覚出来てないだけなんだ!
そして彼は愛がないのではなく、
打算的で、
やってもらった事に対して必ず裏があると考えてしまう癖がある為に、
条件なしに受け取る事が出来ないだけじゃないかな?
きっと…
頭の中に浮かんできた気づきをそのまま書いた為、
考えを押し付けられたように感じるかもしれませんね。
ただ、
私が伝えたかったことは、
愛は日常に溢れていて、知覚出来てないだけということ。
もし、自分は愛されていないと感じる人がいたら、
まずは与える事から始めてみませんか?
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