先日、中島岳志著 「思いがけず利他」を読みました。
おいしさは作るのではなくやってくる。
美は、作るのではなく、やってくる。
立川談志の文七元結
親鸞の教え
土井善晴の料理
志村ふくみの染色
柳宗悦の民芸
認知症のケア
利他とは何か。
「利他」という言葉を知ったのは、わりと最近です。
「共感」について学んでいたら、「おもいやり」が出てきて
その思いやりを調べていたら、「利他」に出会う。
利他とは、利己の反対。利己主義の反対です。
自分の利益を顧みずに、良いことをすること。
けれどその行いが、本当に利他であるかは
(誰かや何かにとって善い行いであったかは)
そうなってみないとわからない。
「誰かのためになる瞬間は、いつも偶然に、未来からやってくる。(本文より)」
では、何をしたら、いいのか。
それは、一生懸命生きるということなのではないかと思うのです。
けれど、何をどう、一生懸命に生きるときなのかを見極めることは、案外難しい。
選択を間違えると、心と体のバランスを崩してしまいます。
あなたが、今すべきことを
一生懸命取り組んでいたら
それは、のちのち誰かや、何かのためになっている。
そのことをあなたに知らされなくても、まちがいなく、誰かに届く。
まずは何に取り組むときなのかを
あなたが気づくこと。
これがとても、大切なのだと思います。
その気づきのお手伝いをいたしますので、
お気軽にお声掛けください。
Comments (0)