何が起こるかわからない未来の約束なんてしない。
ひたすら「今」を生きよう。
「今」を存分に楽しもう。
これが彼の哲学。
誰かを本気で愛したかった。
その夢が叶った。
叶ったと思ったら、また次の欲が出る。
ずっと一緒にいたい。
友だちの一人、ではなくて、彼女として認めて欲しい。
「友達は一生もの。だから僕にとっては友達が一番大事。彼女なんて、1年先にどうなってるかわからない」
と彼は言う。
記念日を一緒に過ごす訳では無い。
会える時に会い、思いっきり愛し合い、そしてそれぞれの一人暮らしに戻る。
独立した大人のみが他人を愛せるのだ、と大愚和尚も仰る。
その通り。
無いものねだり。
人間の欲はいかに深いものか。
人生のハードルは次々と現れる。
超えるか、諦めるかは自分次第。
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