つまり1曲覚えると2曲分のレパートリーが増えるということです。
もちろんリズム感が全然違うジャンルなので、慣れと工夫が必要ですが。
ジャズで歌う時にはビートに対して後ろノリの感じが大事ですが、
ボサノバはビートにのっていきながら、特有のクラーベを感じて歌います。
北米と南米を制覇出来るということですね。
本格的なボサノバは非常に奥の深いものですが、「ジャズシンガーの歌うボサノバ」でも充分だと思います。
本来ボサノバはポルトガル語で歌われますが、ジャズ由来の曲なら英語で大丈夫です。
有名な曲では「Almost Like Being In Love」「Autumn Leaves」「Day By Day」「The Days Of Wine And Roses」「Fly Me To The Moon」「Night And Day」などがよく両方のスタイルで演奏され歌われます。
基本的には明るめの曲調のものがボサノバには似合いますが、それに固執せずに試すのもアリです。
私のレッスンではなるべく両方のスタイルを体験していただくように工夫していて、
それによって曲の理解がより深まると考えています。
このリズムパターンを変えて自由に歌う練習は他の音楽ジャンルでも有効です。
せっかくですので、歌の幅を広げて、より楽しく歌えるようにしましょう。
「Day By Day」に関するより詳しい私のコラムはこちらです。
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