マダム世代のチャレンジ

Lotta

今年度から新形式の英語検定が始まりましたね。
2年前から受講いただいている方(私と同じ、子育て終了のマダム世代)が、
先日の英検S-CBTテスト初回受験で見事2級に合格されました!

昨年12月に準2級に合格されて半年、
「試しに受けたら合格していました!」
とご報告いただき、私も嬉しい限りです!

この方とのレッスンは、「文単を一緒に読み進めて、単語テスト、読解、英作文や面接のトピックになりそうなところを話し合う」という地道なもので、
「これさえやればOK!」「最速で合格の秘訣!」みたいなキラキラとは程遠いです(^^;)

今回から出題された要約問題も自学で、英作文、リスニングも自分で学習を進められました。
合格は、コツコツ積み重ねられたご本人の努力が実を結んだ結果です。

英検に限らず、
学生さんや若い社会人の方たちには、「1年後、2年後までに資格試験に合格していなければならない」
という縛りがあるものですが、
マダム世代のチャレンジは期限がないからコツコツ積み上げていけるというメリットがあります。
一方で、期限がないから継続が難しいというデメリットがあると言えます。

『大人の学び直し』というワードが流行しています。
「なにかを学びたい」という意欲を持った大人がたくさんいるということの現れでしょう。
学び直しを継続するために大事なものは、

・目的:なぜそれをしたいのか
・目標:いつまでに何を達成するのか
・ルーティン:学習時間をどこでどう確保するのか
・仲間・伴走者:怠けたり、迷ったりした時にストッパー、相談相手になる人がいるか

だと思います。

ついでにもうひとつ、中高年に共通の悩み
「思い出せない。。記憶力が落ちている」

脳科学者の先生によると、「知識はちゃんと脳に収まっているけれど、それを検索する力が落ちている」
そうです。
年を取るにつれて、覚えたことはたくさんあって、すべて引き出しに収まっているのだけど、
それがどこに収まっているのかわからなくなる という感じですね。
だから、入れたものを入れっぱなしにしないで、引き出しをあけてみて整理するといいのだそうです。
何度か目にすることで定着していく=「復習する」ということです。
こうして中高年期に脳を働かせておくと、70, 80, 90代になっても脳は成長してくれるそうです!

私も「物覚えが悪くなったわー(-"-)」とネガティブになりがちでしたが、これを聞いて
『人生100年!何か新しいチャレンジをしようかな?→じゃあ体力が必要だ。体を鍛えよう』
とポジティブモードに。
前述の生徒さんにも刺激を受けて、新しく勉強を始めようかな、と思えるようになりました。

健康寿命が75歳として、
(75歳-自分の年齢)✕ 一日で自分が自由に使える時間 ✕ 365 
この時間なににチャレンジするか
わくわくしませんか?
本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
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