日本(にほん)の冬(ふゆ)にはたくさんの雪(ゆき)が降(ふ)ります。
そして、雪(ゆき)についての日本語(にほんご)表現(ひょうげん)もたくさんあります。
今日は、簡単(かんたん)な雪(ゆき)の言葉(ことば)をいくつか紹介(しょうかい)します。
1. 雪(ゆき)の種類(しゅるい)
初雪(はつゆき)
一年(いちねん)で初(はじ)めて降(ふ)る雪(ゆき)のことです。
この冬(ふゆ)、日本(にほん)で一番(いちばん)初(はじ)めに初雪(はつゆき)が降(ふ)ったのは北海道(ほっかいど う)の稚内(わっかない)です。
2024年(ねん)10月(がつ)19日(にち)でした。
粉雪(こなゆき)
粉(こな)のようにとても小(ちい)さい雪(ゆき)のことです。パウダースノーです。
軽(かる)いので、風(かぜ)がふくと雪(ゆき)がダンスをするように空(そら)を回(まわ)ります。
「粉雪(こなゆき)が舞(ま)う」と言(い)います。
吹雪(ふぶき)
強(つよ)い風(かぜ)に吹(ふ)かれて、激(はげ)しく降(ふ)る雪(ゆき)です。
もっと激(はげ)しい吹雪(ふぶき)は、「猛吹雪(もうふぶき)」と言(い)います。
なごり雪(ゆき)
冬(ふゆ)が終(お)わって、あたたかくなってきた頃(ころ)に降(ふ)る最後(さいご)の雪(ゆき)です。
冬(ふゆ)の終(お)わりの寂(さび)しさを表(あらわ)します。
2. 雪(ゆき)の風景(ふうけい)
雪化粧(ゆきげしょう)
雪(ゆき)が地面(じめん)や建物(たてもの)、山(やま)、木々(きぎ)に薄(うす)く積(つ)もっている様子(ようす)です。
まるで化粧(けしょう)をしているように見(み)えます。
例(れい):美(うつく)しく雪化粧(ゆきげしょう)した山々(やまやま)が遠(とお)くに見(み)えた。
銀世界(ぎんせかい)
雪(ゆき)が降(ふ)り積(つ)もって、白一色(しろいっしょく)になった景色(けしき)です。
光(ひかり)が当(あ)たって、キラキラと雪(ゆき)が輝(かがや)いている様子(ようす)です。
例(れい)1:スキー場(じょう)に着(つ)くと目(め)の前(まえ)には一面(いちめん)の銀世界(ぎんせかい)が広(ひろ)がっていた。
例(れい)2:朝(あさ)起(お)きてカーテンを開(あ)けると、外(そと)は一面(いちめん)の銀世界(ぎんせかい)になっていたので、子供(こども)たちは大喜(おおよろこ)びだ。
3. 雪(ゆき)の降(ふ)り方(かた)
雪(ゆき)がしんしんと降(ふ)る
雪(ゆき)が音(おと)をたてずに静(しず)かに降(ふ)り積(つ)もる様子(ようす)を表(あらわ)します。
みんなが寝静(ねしず)まった夜更(よふ)けに、雪(ゆき)だけが静(しず)かに降(ふ)り続(つづ)けているイメージです。
雪(ゆき)がちらちらと降(ふ)る
小(ちい)さい軽(かる)い雪(ゆき)が、少(すこ)しずつ、舞(ま)うように降(ふ)る様子(ようす)を表(あらわ)します。
少(すこ)しずつ降(ふ)るので、降(ふ)ったり、止(や)んだりしているようです。
例(れい):寒(さむ)いなと思(おも)って空(そら)を見上(みあ)げると、ちらちらと雪(ゆき)が舞(ま)い始(はじ)めた。
聞(き)いたことがある表現(ひょうげん)がありましたか?
みなさんの国(くに)では、雪(ゆき)は降(ふ)りますか?
どんな雪(ゆき)の言葉(ことば)がありますか?
もし、まだ雪(ゆき)を見(み)たことがなければ、どんなものだと思(おも)いますか?
雪(ゆき)を見(み)たことがある方(かた)もない方(かた)も、雪(ゆき)についてどんなイメージを持(も)っていますか?
次(つぎ)のレッスンでぜひ教(おし)えてくださいね!
最後(さいご)に雪(ゆき)がタイトルになっている歌(うた)を2曲(きょく)紹介(しょうかい)します。
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