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海外旅行先で使える英語とは?

kochan2243

海外旅行に出掛けて、あらためて英語を使おうとすると上手くいかないことってありますよね。

ガイドブックに載っている「便利なフレーズ」を覚えて使うことも大事ですが、実はいくつかコツがあります。

聞き取り:相手の言っていることを聞き取れないと会話が始まりません。実は
海外旅行でまず接する人達は、空港スタッフ、バスやタクシーの運転手、ファストフード店員などだと思います。彼らは毎日毎日同じフレーズを繰り返し言っているので、早口ですし、明瞭に発音してくれません。考えてみれば当たり前で、実は「一番聞き取りにくい」人達です。場所によっては移民が働いていることも多く、英語も訛っています。そう考えると気が楽ですよね。必要なのは「聞き取れないからもっとゆっくり話してください」「理解出来ないから別の言い方でやさしく説明してください」という英語表現。

相手が聞き取れない:自分が一生懸命に英語で話しているのに、どうも相手は聞き取れていないようです。そういう場合、実は「声が小さくて、ちゃんと聞こえていない」ことが多いです。英会話教室の中の静かな環境とは違い、ザワザワしている場所で話すことが大半ですし、自信無さそうに話すとつい声のボリュームが落ちがち。相手が聞いてくれようとしている場面では、自分のペースでなるべく声を張って話しましょう。

海外旅行先で知り合う人は同じ旅行者の場合が多い:英語ネイティブスピーカーではない人も多いです。お互い英語は外国語で、単なる「共通でコミュニケーション出来る言葉」のひとつ。細かい発音とか文法のミスは気になりませんし、逆に流暢なイディオムとか使うと通じないこともあります。会話の内容を楽しむことを優先しましょう。仕草や顔の表情も世界共通ではないので、そこも面白いです。

自動翻訳機やアプリ:便利になりましたが、それを使うのは少し込み入った内容に入ってからで、まずは挨拶や声掛けは必要です。特に何か質問したり、教えてもらおうとする場面では、まずは人間同士の雰囲気作りをしてから、補助的に使いましょう。場所によっては「これはいくらですか?」と聞く前にまず「こんにちは」でしょう、という考え方の人も多くて、その一言があるだけで態度が変わります。


*私のレッスンでは、そういう「使う場面を想定した」英語の話し方をアドバイスしています。

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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