#141 最近読んだおすすめの本 子どもが本当におもっていること
カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「最近読んだおすすめの本」のお話です。
今日ご紹介したい本は、精神科医さわさんの
『子どもが本当に思っていること』という本です。
私がさわさんを知ったきっかけは、YouTubeや音声配信のVoicyで、さまざまな方と対談されているのを見たことでした。
精神科医の方も発信活動をされていることを知り、さらにこの本が子どもにフォーカスを当てた内容だとわかり、手に取ってみました。
私自身も10歳の息子を育てる母親で、子育てについて考えることが多くあります。
この本はとても面白い構成になっていて、目次を見るとすべて子どもの声がトピックになっています。
例えば、
「お母さん、なんでそんなに焦ってるの?」
「もっと認めてほしい」
といった子どもの声が本の中にダイレクトに書き出されていて、それに対して、
「親はこう接するとよい」
「こう対応するとよい」
というアドバイスが書かれています。
また、さわさん自身の実体験も書かれていて、とても興味深いです。
さわさんは発達障害を持ち、不登校の子どもをシングルマザーとして育てているそうです。
「私自身も失敗し、悩みながら子どもと接してきた」
というさわさんの言葉には、とても勇気づけられます。
私自身、2か月ほど前に主人と口論をしてしまい、それを息子が目撃しました。
息子は外に出て近所のおじさんに「パパとママが喧嘩している」と伝え、おじさんが心配して様子を見に来てくれました。
その行動を取った息子に、私は少し嬉しさを感じましたが、同時に「親の喧嘩を子どもに見せることの影響」を考え、反省もしました。
ちょうどこの本を読んでいたタイミングで、
「喧嘩は見せるべきではない。しかし、もし子どもの前でそういうことが起こった場合は、仲直りするところまで見せるのが大切」
と書かれていて、なるほどと思いました。
私たちはその後、意識的に3人で過ごす時間を増やすようにしました。
この本を読み進めていくと、「なるほど」と思う部分や、「やっぱりそうなんだ」と感じる部分が多くあります。
とても読みやすく、1ページ目から順番に読まなくても、目次を見て「今の自分の子どもが発している声」に近いものを選んで読むこともできます。
文章の語り口調がとても優しく、さわさんの人柄が表れているように感じます。
特に、子育てに悩んでいる方や、「子育ては孤独だな」と感じている方には、ぜひ手に取ってみてほしい一冊です。
私も引き続き読み進めていきたいと思います。
今日は「最近読んだおすすめの本」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
インスタグラムで毎日前向きになれる言葉を発信しています。☺︎
Instagram
ブログはこちらからもお聞きいただけます。
stand fm 心の休息ラジオ
Comments (0)