ハノン、スケールの練習法4

Kana K

 

こんにちは!^^

今回は、
ハノンの練習法4として、
さらに効果的な練習法をお伝えしますね。

これまで音の粒を均等に揃える練習法をお伝えしてきましたが、
やっと音の粒が揃うようになったら、
次は音量を変えて弾いてみましょう。

いろいろな音量で、
指が自由に操れるようになることが目標です。
ここでも、
音の粒が揃っているかを慎重に耳で聞きながら確認してください。

音量の変化には、
クレッシェンドやディクレッシェンドをつけてみるのも良い練習です。
ただし、
極端に大きくするのではなく、
徐々に音量を変えていくことが大切です。

例えば、
p(ピアニッシモ)からmf(メゾフォルテ)に、
またはpからpp(ピアニッシモ)に微妙に音量を変えていく練習です。
このような練習は、
地味でゆっくりとしたペースで行わないと効果が出ませんが、
それだけでずいぶん指に力がつきますよ。

音量を意識して練習することで、
指のコントロール力や表現力がぐっと向上します。
ピアノの演奏において、
音量の変化をうまく使えるようになると、
より感情豊かな演奏ができるようになりますよ^^

ただし、
てきとうにスタッカートやリズム練習で弾きまくる練習では、
クラシック曲の仕上がりが思うようにはならないことがあります。
まずは、
レガートがきちんとできてから、
その後にスタッカートやリズム練習を取り入れるようにしましょう。

この順番を守って練習することで、
技術がしっかりと身につき、
ピアノの演奏に深みが出てきます。

これらのステップを着実に実践していくことで、
指の力や演奏技術が確実に向上しますよ。
ピアノを学んでいる皆さん、
少しずつでも意識して練習してみてくださいね^^

次回も役立つ練習法をお伝えしますので、
お楽しみに!

【かなでピアノスクール】
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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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