カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「“私、大丈夫かな…”と思ったときに」のお話です。
仕事のことだったり、家庭のこと、人との関わりの中で、
「私これでいいのかな」とか「ちゃんとできているかな」って不安になることって、ありませんか?
私はけっこうあってですね、ふとしたときに不安になることがあります。
でも落ち着いて考えると、
「いや、私これ十分に経験あるし」とか
「過去にもうまくやってきたし」って気づけるんですけれども、
それでも急に不安になることがあるんですよね。
特に4月。
今月は何か新しいことに挑戦されている方だったり、
新しい環境に身を置かれている方も多いと思います。
慣れないことに取り組んでいると、
ふとした瞬間に「やっぱり私には無理かも」って思うこと、あると思います。
そんなとき、私はひとつ、自分に問いかけるようにしています。
それって、誰と比べているの?っていうことです。
周りの人と比べてしまう。
これ、多くの人がやってしまうことだと思うんですけれども、
誰かと比べて「自分は足りない」と思ってしまうことって、よくありますよね。
私たちは、すでにその人の“完成形”と、
まだ途中の自分を比べてしまっていることが多いなと感じます。
でも、本当は比べている相手だって、
できないこともあるし、できなかった時期もあったはず。
ここを忘れてはいけないなと思います。
すごくできるように見える人であっても、
不安になったり、いろいろと頑張りながら取り組んでいたりします。
スキルや能力って、完璧な形で最初から持っている人なんていないと思います。
使って、取り組んで、失敗して、工夫して。
そのプロセスの中で、少しずつ身についていくものですよね。
だから、不安に思っているということは、
今まさに“伸びようとしている途中”だという証拠なんです。
「自分には、伸びしろがあるんだ」って気づいてほしいなと思います。
そして、誰かのようにうまくできなくても大丈夫。
昨日の自分より、ほんの少しでも前に進んでいたら、それで十分です。
自分で自分を受け入れてあげる。
「十分だよ」って言ってあげられるような、そんな心のゆとりを持ちたいですよね。
できないことばかりを見つめるのではなくて、
“やろうとしている自分”にまずは目を向けて、
「よく頑張ってるね」と声をかけてあげてください。
そして不安を感じたときは、
「私、今不安を感じているな」と気づいてあげる。
それは、伸びようとしているサインです。
今日は「“私、大丈夫かな…”と思ったときに」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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