#198 怒りをためこまないコツ 〜あなたの吐口はどこにありますか?〜
カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「怒りをためこまないコツ 〜あなたの吐口はどこにありますか?〜」のお話です。
怒りという感情なんですけれども、私ももちろん感じることがあります。
特にこの怒りは、私がカウンセリングで取り入れている交流分析の結果からですと、
私の場合は、自分の中に怒りを持つこともあれば、外に発するという半々ぐらいの数値だったんですね。
なので、自分の中でとどめる。ちょっとあまりね、ためすぎたらもちろん健康的ではないですけれども、
ためることもあれば、外に向けてしまう。外に向けるというのは、誰かですね、身近な人、相手にぶつけてしまうことがあるということです。
この結果からですね、もうまさにわかります。
私が怒りを向けてしまうとしたら、私の旦那さんか息子なのかなと思うんですけれども、
人間の基本感情の一つと呼ばれる怒りなんですけれども、やっぱり小さなことであっても、どんどんどんどんたまっていったら、
大きな怒りとなってね、私たちの心や体に大きなストレスになっていきます。
なので、どこかしら吐き出す場所がないと、後々に自己否定だったり、あとはもちろん体調不良になってしまうこともあるので、
少しずつ小さな怒りであっても、ちょっと気持ちの整理をつけるっていうのは必要かなと思います。
この怒りの吐き口なんですけれども、安全な方法がもちろんいいですよね。
怒りの吐き口として、例えば、自分自身誰かを傷つけるっていうことっていうのは、なかなか安全なガス抜き方法とは言うことができない。
あとは怒りをもしかしたら、お酒とか薬に頼ってしまうっていう方もいるかもしれませんが、これも安全な方法とは言えないですよね。
安全な吐き口の例としては、ジャーナリングですね。
これ、私結構お話しすることが多いですが、自分の感情だったり、言葉を選ばずそのまま書き出す。
これを誰々に言いたいんだけど、直接伝えたらすごく棘がある言葉だっても、
そのジャーナリングをしている最中っていうのは、そのままの形で紙に出してみてください。
そしてあとは書くだけではなくて、声に出すっていうのでもいいと思うんですよね。
独り言だったり、あとは歌を思いっきり歌ってみるとか、あとは気持ちを込めて音読する。
これ結構すっきりするんです。ぜひぜひ試してみてください。
あとは体を動かす、ウォーキングだったり簡単なストレッチをすることで、
ふつふつと思っていた怒りが、ふーって水をかけられて消えた火のように落ち着くということは起こり得ます。
そしてですね、あとはなかなか一人でケアするというのが難しい方は、安心できる人に話す。
自分が信頼できるお友達、家族、あとは知人とか、そういう方にお話しできる相手がいればお話しする。
これもね、ちょっと怒りっていう風になると、愚痴っていう風に捉えて、
なんか話すの申し訳ないなって感じる人もいるかもしれませんが、
そのお話しする相手に、ちょっと今自分の中ですごく怒りがあって苦しいから、
5分だけこの話聞いて、なんていう風に前置きを伝えたら、
皆さんがお付き合いがある方っていうのは、皆さんのそばでしっかりお話し聞いてくれると思います。
あとは逆にですね、自分のことを知っている人には話しづらい。
第三者の方が話しやすいなんていう場合は、
カウンセリングとかセラピーとかそういった場所で、
もう言葉をですね、皆さんが感じるままに出してお話しするっていうのをとられるといいのかなと思います。
あとはですね、自分でできることとして、
なんで私は怒っているのかっていうのを、どんどんどんどん深掘りしていくのもいいと思います。
何に対して怒っているのかをまず考えて、
そしてなぜ私はそういう風に怒りを感じているのか。
これを頭の中で考えるというよりかは、書き出す方がやっぱり皆さんもですね、
自分の感情と自分自身を切り離して、自分と紙とですね、
切り離してみることができるので、紙に書き出してみる。
怒りの根っこの部分ですよね。
なぜ私は怒ったのかっていうところを掘り下げてみるっていうのもいいのかなと思います。
最後にですけども、怒りっていう感情を考えると、
なんか悪い感情っていう風に捉えてしまう方もいるかもしれないですけども、
怒りの感情っていうのは決して悪い感情、悪者じゃないんですよね。
怒りを感じるっていうことはちゃんと私たち心が反応している証拠でもあるので、
怒りを溜めず、うまく流していける工夫っていうのができたらいいんじゃないかなと思います。
今日は「怒りをためこまないコツ 〜あなたの吐口はどこにありますか?〜」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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