こんにちは!エンパワlabo,、氣功師の有岐です。
昨日の記事では「主語を変えることで、感情のとらわれから抜け出せる」という話をしました。
でもいざやってみるとなかなか難しくて、結局何もせずに同じ状況から抜け出せずにいませんか?
今日はかなり実践的にすぐに使える内容です。
もう今までの変われないあなたは、「卒業」です。
変わりたいあなたは、ここに答えがあります。
私自身が自分で実験して検証してきました。
読むと「わかった」だけじゃなく、直後から実際にすよぐに使える方法です
実際にやってみて人生が変わった人は、今まで沢山います。
たとえば、
「なんで私ばっかり我慢しないといけないの?」
そんな思いがぐるぐるしているとき。
“私”という主語を、“相手”や“第三者”、“未来の自分”に変えてみると、不思議なくらい心がやわらぎます。
これは、カメラのアングルを変えて、同じ景色を違う角度から撮り直すようなもの。
ひとつの出来事でも、視点をずらせば、新しい意味が見えてくる。
それが、視点のストレッチ=思考の柔軟性の第一歩です。
今日は・・・
1.「主語を変える」は、“外からの見え方”を変える方法
2.「問いを変える」は、“内側の前提”を揺さぶる方法
3.問いを変えると、自分の中の“思考のクセ”が見えてくる
4.観察者になることで、思考と感情に振り回されなくなる
◇視点のストレッチは“心の柔軟体操”
◆「主語を変える」は、“外からの見え方”を変える方法
たとえば、こんな思考が浮かんだとします。
「なんで私ばっかり我慢しないといけないの?」
ここで試してみたいのが、“主語を他者に置き換える”こと。
人は、怒りや悲しみに飲み込まれているとき、自分の視点にどっぷりハマっています。
でも、そこからふっと抜け出して、違う角度から見てみると…
冷静さを取り戻したり、自分の本音に気づけたりすることがあるんです。
たとえば、こんなふうに主語を変えてみるとどうでしょう?
たとえば――
-
「あの人の立場だったら、どう感じるだろう?」
-
「第三者がこの状況を見たら、どう思うかな?」
-
「5年後の私が今の私を見たら、何て言うだろう?」
これは、まるでカメラのアングルを変えて、同じ風景を違う角度から撮り直すようなもの。
自分だけの視点に凝り固まっていた思考が、“相対化”されていきます。
すると、見え方が変わり、感情の流れも変わっていきます。
これ、ほんとにそうなんです。
人間の心って不思議ですよね。
つまり――
✅ 他人の気持ちや立場を想像できる
✅ 思い込みから距離を置ける
✅ 感情的な反応から一歩引ける
結果として、「自分の見え方」そのものが変化していくのです。
ここまでOKでしょうか?
実際に前回のブログのワークでやってみて、ご自身で検証してみて下さい。
「論より証拠」です。
前回のブログはコチラから見て下さい↓
①心が焦るとき、心がかき乱されるとき何が起きているのか?誰もが引っかかる巧みに設計された思考の罠
◆「問いを変える」は、“内側の前提”を揺さぶる方法
一方で、もうひとつ大事なアプローチがあります。
それが「問いの再構築」です。
問いを変えることで、“前提そのもの”に揺さぶりをかけることができます。
つまり、
「なんで私ばっかり我慢しないといけないの?」
という疑問が浮かんだとき。
または、あなたはこんな問いを抱えていませんか?
「なんで私はいつもダメなんだろう?」
「どうしたら嫌われないようにできるかな?」
「どうして私はこんなにも気にしてしまうんだろう?」
実は、これらの問いにはすでに「私はダメだ」「嫌われるかもしれない」「気にしすぎる性格だ」、そういった前提(思い込み)が脳に埋め込まれてしまっているんです。
この状態では、考えれば考えるほど、心が苦しくなってしまいますよね。
ここが大切です。
人は今までの体験の中で無意識に作ってきた前提(思い込み)というものが誰にもあります。
前回もお話しましたが、脳は怠け者なのでショートカットで答えを出します。
私たちが受けてきた教育は「減点方式」。
規格外の物はマイナスされるという、点数評価型がしみついているんです。
だから「自分には価値がない」と刷り込まれているのです。
でも真実は違います。
考えてみて下さい。学校での美術に点数がついていたのは、一体何が基準だったんでしょう?
真実は、「そんな基準なんてない」のです。
「問いを変える」は、“内側の前提”を揺さぶる方法
そこには、“別の問いを投げてみる”というアプローチがあります。
◆問いを変えると、自分の中の“思考のクセ”が見えてくる
→「“我慢しなきゃいけない”って、誰が決めたの?」
→「私の本音は、本当はどうしたかったんだろう?」
→「これは愛情なのか、それとも罪悪感からの行動なのか?」
問いの角度を変えることで、
普段は見えない“自分の前提”に光が当たり始めます。
さあ、ここで「問いを再構築」してみましょう。
-
「なぜ私はそう思うのだろう?」
-
「これは本当に“私自身の価値観”なのか?」
-
「正しいからそう感じている? それとも“安心したいだけ”?」
-
「何を守るために、私はこの感情を抱いているんだろう?」
-
「5年後の私なら、今の私にどんなアドバイスをするかな?」
こういった問いは、心の奥にある“無意識の前提”に静かに光を当てます。
その結果、
✔ 親から刷り込まれた価値観
✔ 嫌われたくない一心で選んできた生き方
✔ 幼い頃の不安を繰り返しているパターン
そんな“自分を縛っていたもの”の正体が、見えてくることがあるんです。
✅ 無意識の思い込み
✅ 幼い頃から刷り込まれてきた価値観
✅ 他人の期待に沿った“借り物の人生”
こうした「自分の中のルール」が、それが自分が作った「妄想」だと気づき少しずつほどけていくのです。
つまり――
「問いを変える」とは、
自分という“前提の箱”そのものをそっと開けていく行為なんですね。
私たちの思考は、無意識のうちに脳の「自動反応パターン」にハマっています。
でも、
「主語」を変えて外側の見え方をストレッチする
「問い」を変えて内側の前提にゆさぶりをかける
この2つを繰り返すことで、“気づく力”が育っていきます。
この「気づく力」こそ、私がつけた【認知バイアスIQを高める】の本質です。
さあ、どうですか?
ここまで読んでくれた方は、きっとやってみようと思っているはずです。
最後にワークをつけますね。
最後もう少し読んで頂けば幸いです。
◆観察者になることで、思考と感情に振り回されなくなる
たとえば、こんな思いが湧いたとき――
「自分が正しいはず」
「私は評価されていない」
「嫌われるかもしれない」
そのまま信じるのではなく、
「…その前提、本当に合ってる?」
と問い返せたら、あなたはもう「思考と感情の奴隷」ではなく、「観察者」になれています。
昨日、「主語を変える」ことで“相手の視点”で心が変化する事を知りました。
そして今日は、「問いを変える」ことで、“自分の内なる思考の癖”に気づく力を育てています。
気づいてみると、あなたを縛っていたのは、他人の期待ではなかったかもしれません。
あなた自身が「信じた」思い込みだったのです。
でも、そこに気づけたならもう大丈夫。
問いを変えることで、思考も感情も、そして未来も、少しずつ自由になっていきます。
思考のストレッチは、心の自由へのリハビリ。
毎日は、小さな「問いの練習」でできています。
さあ、今日から。
自分に投げかける問いを、少しだけ変えてみませんか?
◆エンパワLabo氣功レッスン
エンパワLaboの氣功は、氣を活性化する呼吸法・瞑想がメインのレッスンです。
①個人レッスン:氣量や氣力をつけていきます。
「ドンレン」と言う技法で練った氣を遠隔で入れていく事で、生徒さんの氣が変化していきます。
個人レッスンでは、ブログで書いているような心の整え方の話もしていきます。氣を充実させていくのみではなく、問題をどう解決していくのか。
体と心の両面からのアプローチです。
②集団レッスン:毎週土曜13:00からグループレッスンをしています。
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仲間も出来て楽しく続けられますよ。
詳しくは講師レッスン内容を見てみて下さいね!
♡お知らせ♡
実践ワークはコチラには文字制限があり、乗せられなかったのですがアメブロの氣功師有岐の「本当の覚醒の法則」でご覧頂けます。
変化を感じて、是非コメント下さい!
こんな風に、問いを変えることで、これまで気づかなかった「自分の本音」や「無意識のルール」が見えてきます。
気づきは、小さな一歩かもしれません。でもそれが、心を自由にする大きな一歩につながります。
問いを変えることは、自分との関係性を変えること。
それはまるで、「心の見方にメスを入れる」ようなこと。
問いが変わると、思考のパターンがほぐれ、
思考が変わると、感情の流れも変わり、
感情が変わると、未来の選択肢が変わります。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は・・・
②心が揺れるとき、認知バイアスIQが試される
週末にYouTube更新します?
そして・・5/25(日)に奈良にてリアルイベントをします。
詳細はのちほど。
実際に氣の体感できるイベントです。
呼吸法を実際に見てこそわかるチャンスです。
氣功師の有岐でした!
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