カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「涙もろくなるのは、心が豊かになった証拠」のお話です。
先日、ちょっと涙が出た出来事があってですね、それに絡めてお話をしていきたいなと思うんですけれども、
私がちょうど4月から接するようになったとあるお子さんがいまして、
その子が意外にも私が言ったことを覚えていたということがわかる出来事だったんですね。
私たちって、こういった思っても見なかった出来事に対して、すごく感情が動くことがありますよね。
私はその出来事を、実はちょっと人づてに聞いたんですけれども、
その話を聞いたときに思わず涙が出てしまって、
「私こんなに涙もろかったかな」と思ったんですよね。
その場では冗談まじりに、「歳をとって涙もろくなってるんです」なんて照れ隠しをしながら言ったんですけれども、
実際に歳をとることと涙が出やすくなることって関係があるのかなと思って、ChatGPTに聞いてみました。
聞いてみたら、一般的に歳をとると涙もろくなる傾向はあるんだそうです。
理由はいくつかあって、まず一つ目が「感情をコントロールする力が少し緩む」こと。
歳を重ねると脳の感情を抑える働きをする部分が少しずつ弱まるので、
喜び、悲しみ、感動に対して反応がダイレクトに出やすくなるそうです。
もしかしたら怒りも含まれるかもしれません。
悔しくて涙が出てしまう、なんていうこともあるのかなと思います。
もう一つは、ホルモンバランスの変化。
特に加齢によるホルモンバランスの変化は、男性女性問わず影響を受けるそうです。
そして三つ目が、人生経験が増えているため。
大人になるとたくさんの経験をしてきていますよね。
自分の経験と、そのときの出来事が重なって感情が揺さぶられる、そんなことが起こりやすくなるんですね。
今回の私のケースでいえば、
とあるお子さんが自分が言ったことを覚えていてくれた、という出来事と、
私自身のこれまでの経験とが重なったのかなと思います。
ただ今回は人生経験というよりも、意外性に心が反応したのかなと思いました。
年齢による脳の機能の変化もあるかもしれないですし、
意外なことに驚いて、思わず嬉しい涙が出た、そんな感覚でした。
こうやって考えると、涙が出ることは必ずしも悪いことではないですよね。
「嬉しい涙」という言葉もあるくらい、感情を素直に表現できるのはとてもいいサインだと思います。
もちろん、場面によっては涙をこらえた方がいいこともあるかもしれません。
でも、涙が出るときは、自分の素直な感情が表れている証拠。
そして、素直な感情を表現できるというのは、心が豊かだということだと思います。
ぜひ、涙が出たときにはそんなふうに考えてみてください。
今日は「涙もろくなるのは、心が豊かになった証拠」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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