#219「ずっと一緒」じゃなくていい 〜変わりゆく人間関係を受け入れる〜
カウンセリングを生活の一部に。
カウンセラーのayakoです。
みなさんいかがお過ごしですか。
今日は「ずっと一緒じゃなくていい。変わりゆく人間関係を受け入れる」のお話です。
最近、よくカウンセリングの中で、人間関係についての悩みや相談が多くあります。
よくクライアントの方がおっしゃるのが、「この人との人間関係、これからも続けていくべきでしょうか?」というご質問です。
ここについては、ご自身がどうしたいのかという点、
そして物理的にご自身が望む関係の形が可能なのか、ということを考えていく必要があります。
例えば、お仕事上で関わっている人との関係を100%切りたいと望んでいても、
もし会社員で、その相手が上司だった場合は、完全にコミュニケーションを断つことは難しいですよね。
そのような場合には、どのような距離感で接することが自分にとって不快でないか、
どう関わればいいかをクリアにしていくことが大切です。
一方で、相手が友人であれば、状況はまた違います。
ちょっとしたトラブルがあって、相手が自分を良く思っていないと感じたり、
自分がその人の言葉に傷ついて「もう友達関係をやめたい」と思うこともあります。
そういうときには、まず「今、自分がどうしたいのか」を考えていきましょう。
人間関係というのは、常に変化していくものです。
今の時点では距離を置いた方がいい相手でも、
将来的にまたやりとりが再開することは十分ありえます。
私自身も、自分の人間関係を振り返ると、いろいろなパターンがあります。
長く連絡が途絶えていた人と何年も経ってからやりとりが再開したこともあれば、
逆に今はすごく親しいのに、数年後には全く連絡を取らなくなった人もいます。
ですから、「今、この関係は自分にとって苦しい」と感じるのであれば、
今は距離を置いてもよいのです。
逆に、気になる人がいて「もっと関わっていきたいな」と感じるなら、
今はゆっくり距離を縮めるタイミングかもしれません。
ただし、関係の距離は時間とともに変わっていくことを念頭に置いておくと、
何か出来事が起きたときにも、心を落ち着けて対応しやすくなるのではないでしょうか。
今日は「ずっと一緒じゃなくていい。変わりゆく人間関係を受け入れる」のお話でした。
では、またお会いしましょう。
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