【初見が早くなる方法①】譜読みが苦手な人へ。まずは“これ”から

Kana K

【初見が早くなる方法①】譜読みが苦手な人へ。まずは“これ”から

ピアノを習っていて、「譜読みが本当に苦手…」という声をよく聞きます。
私も昔はそうでした。新しい曲の譜面を見ただけで、なんだか気が重くなるような感じ。
練習の最初から疲れてしまうんですよね。

でも、あることを習慣にしただけで、譜読みがずいぶん楽になったんです。


それが、「初見トレーニング

やり方はとてもシンプルです。
初めて見る楽譜を、止まってもいいから最後まで弾いてみるという練習。

最初はうまく弾けなくて当たり前。
でもこの「うまく弾けなくても、とにかく進めること」がとても大切なんです。


ポイントはここ!

  • 間違っても止まらないこと

  • 一音一音の正確さより、流れを大事にすること

  • 音の名前を考え込まず、視線で追って弾いていく感覚をつかむこと

たとえるなら、知らない街を地図なしで歩いてみるようなもの。
何が起こるかわからないスリルもあるけど、少しずつ慣れてくると、
「初めてでもなんとかなるかも」っていう自信につながっていきます。


私のおすすめのやり方

私は生徒さんにこう伝えています。
1日1ページだけでいいから、ゲームみたいにやってみて!

慣れてきたら、どんどん楽しくなってきます。
“正確に弾く練習”と“譜面を読む練習”は、別物と割り切ることも大事です。


読譜力って、才能じゃなくて、慣れ
毎日の中にちょっとだけ取り入れるだけで、
ピアノとの距離がぐっと近くなるんです。


かな

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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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