【初見が早くなる方法②】
いつも同じタイプの曲ばかり弾いてない?
譜読みが苦手…という人、けっこう多いです。
私も昔そうでした。
でも、ちょっとした工夫で
「譜読みがラクになる道」があるんです。
そのひとつが、
いろんな時代やジャンルの曲に触れること。
同じタイプの曲ばかりだと、読譜力は伸びにくい
たとえば、
バッハなどバロック時代の曲は、
細かい音が流れるように続いていて、
目で追う力・先を読む力が試されます。
モーツァルトやベートーヴェンは、
一見シンプルそうで、実はリズムが難しい。
ショパンなどロマン派の曲は、
装飾音や自由なテンポで、拍がつかみにくい。
そして、
近現代やジャズ系は
リズムも和音もバラバラ。
“何拍子か分からない”なんてことも。
ジャンルが変わると、読む力の使い方も変わる
私は以前、
苦手だった現代音楽に挑戦してみたことがあります。
最初は、「なにこれ…読めない…」と思ったけど、
だんだん慣れてくると、リズムや視野が広がってきて、
クラシックの譜面がすごく簡単に感じたんです。
そのとき思いました。
“読譜力って、いろんな音楽から吸収できるもの”なんだなって。
ちょっとだけ、苦手な曲をまぜてみる
もちろん、
いきなり難しい曲をやる必要はありません。
でも、
「ちょっと苦手かも」と思う曲に少しずつ挑戦していくと、
読譜力は立体的に育ちます。
安心する曲だけじゃなくて、
ちょっと違うタイプの曲も時々混ぜてみる。
たったそれだけで、
「譜読みが遅い…」という悩みが、少しずつ解消されていきます。
かな
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