【ピアノ】“できたつもり”から、本当の「できた」へ

Kana K

【ピアノ】“できたつもり”から、本当の「できた」へ

こんにちは。ピアノスクールかなでのかなです。

ひとりで練習していると、
ある瞬間に「あ、できたかも!」と思うときがあります。

 

でも、次のレッスンでその曲を弾こうとすると…

手が思うように動かない。
急に音が乱れる。
思っていたのと違う演奏になる。

そんな経験、ありませんか?

 

家ではうまくいっていたのに、
なんでだろう?って悩んでしまう。

でも実はそれ、
できたつもり」の状態なんです。

 

家で一人で弾けたのは、
周りの空気や視線がないからこその集中だったり、
“感覚”の中だけで成立している演奏だったり。

 

本当に「できた」と言えるのは、
どこででも、誰の前でも、音がブレずに伝わること。

それには、技術と心の両方の安定が必要です。

 

じゃあ、どうすれば「できた」に近づけるか。

 

たとえば…

  • 練習中に録音して、あとから聴いてみる

  • 他の部屋で家族に聴いてもらう

  • “演奏する相手”を意識して弾いてみる(ぬいぐるみでもOK)

 

ちょっとしたプレッシャーを作って、
自分の演奏がどう変わるかを見ることも、すごく大事。

 

「できた」は、自分の中だけで作るものじゃなく、
誰かに向けて伝わることで、ようやく本物になる。

 

練習の中でその違いを感じ取れるようになると、
もっと演奏に自信が持てるようになっていきます。

 

今日も読んでくださってありがとうございました。
こうして静かに読んでもらえる時間が、
書いている私にとっても、すごく大事な時間になっています。

また明日、続きを書きますね。

かな


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本コラムは、講師個人の立場で掲載されたものです。
コラムに記載されている意見は、講師個人のものであり、カフェトークを代表する見解ではありません。

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