この話も、何度もしているのですが、
「Die with 0」というのが流行って、
亡くなるまでに資産を使い切りましょうという主張があるのですが、
そんな無謀なことはやめましょう。
何でたくさん資産を持っていても、使えないかと言うと、
「亡くなるまでに足りなかったらどうしよう」
という思いがあるからです。
不安があるのに、
さぁ!」使いましょう!と言ったところで、使えません。
・・・だからこそ、
きちんとキャッシュフロー表を作成して、
どれくらい使っても大丈夫なのかを
若いうちから把握しておいてもらいたいのですが、
そうやって、数字で可視化することによって、
どれくらい貯金が残っていれば大丈夫が、
年間、どれくらい使ってもいいか、分かるようになります。
そうすれば、
無駄にため込むことは無くなります。
0にするのは危険ですが、
適切に貯金し、適切に使えるようになるでしょう。
さらに、資産運用を早いうちからしておけば、
長期で運用すれば、「あ、本当に増えるな」という実感も
出てくるでしょう。
そこをきちんとお伝えしないで、
「貯め込み過ぎです。持っているお金、使い果たしましょう」
と言ったところで、
人はお金を使わないと思うし、
実際のところ、使い果たすなんて言うことは
怖くてできないと思うのです。
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